2016/11/16
英ロック・バンド、ザ・ローリング・ストーンズのメンバーが、先週の米大統領選でドナルド・トランプが勝利したことについてAP通信の最新インタビューでコメントした。
「アメリカ国外にいる全ての人が割と当惑してるよ。まあ、丁寧な言い方をすれば、だけど」とバンドのフロントマン、ミック・ジャガーは話した。
他のメンバーも、現実となったトランプ大統領の任期を、過去10年の大半の間に繰り返されてきた類似の出来事を見続けてきた者だけが持つようになる考え方で捉えているようだ。ギタリストのロン・ウッドは、選挙結果は“衝撃的”だったが、トランプの大逆転勝利にはあまり驚かなかったと言う。
「イギリスのEU離脱(Brexit)の時に、みんなあまりに大きなショックを受けて驚いたから、個人的には“もう何が起きてもショックなんて受けない。よく知らないけどトランプが勝つことだってあるかもしれない”と思ってたら、案の定現実になってしまった」と彼は話した。そして「これからかなり色々変わるだろうね。それがいい変化であることを願うばかりだ」と続けた。
ドラマーのチャーリー・ワッツは「当選前ほど過激じゃなくなるんじゃないかな。これから彼が話すことの多くが緩和されていくと思う。でなかったらこれからの4年間はとんでもなくひどいことにしかならないからね」と話した。
一方、ギタリストのキース・リチャーズは「俺にとって大きな謎でしかないよ、はっきり言って。話すことなんてないよ」と、コメントすることすらしなかった。
◎ザ・ローリング・ストーンズのインタビュー映像
https://youtu.be/4kWdNxKE8SY
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