2016/11/16
7人組メインダンサーバックボーカルグループ超特急が、全国五大都市ライブハウスツアー【HMV “station””presents 『Take the BULLET TRAIN~8号車で行こう~』】を敢行。そのツアーファイナルが、11月15日に東京・豊洲PITにて開催された。
今や、大会場でのライブが多い超特急だけに、今回の久々のライブハウスツアーは、至近距離で彼らのパフォーマンスが見られる貴重な機会。そして、初めて超特急を見る人に、超特急らしいライブを見せたいというコンセプトもあった。本公演は、熱気みなぎる超プレミアムなライブが繰り広げられた。
ライブは、10月26日にリリースされたセカンドアルバム『Dramatic Seven』に収録されている、「Seventh Heaven」からスタート。幻想的なサウンドと跳ねるビートがクロスするドラマチックな曲展開、リョウガが十字架状態で掲げられるパフォーマンスなどで、超満員の8号車(超特急のファン)は早くもヒートアップ。「Superstar」「Secret Express」「Kiss Me Baby」など、パワフルなナンバーを続々と披露し、会場のボルテージはますます高まりを見せる。
ここで、くじ引きで日替わり曲を決めるコーナーに突入。箱の中に、曲名の書かれたボールが入っており、引き当てた曲をその場で歌うという、メンバーにとってはドキドキのコーナー。ユーキが引いた曲は「Yell」。7人は、メロディアスなナンバーをしっかりと歌い踊ることに成功する。続いて、カイが引いた曲は「Rush Hour」。久しくライブで歌ってない楽曲だけに、メンバー全員が「マズいよ~」「ヤバいよ~」と困惑モード。1番はなんとか乗り切るものの、徐々に歌もダンスも乱れ始める。その姿に、8号車から笑いと声援が送られる珍しい状況となった。
波乱のコーナーの次は、聴かせる曲のゾーンに入る。超特急が結成された当初の初オリジナル曲「No More Cry」、そしてミディアムポップチューン「refrain」が歌われた。
ライブのラストスパートは、「Turn Up」「Shake body」など、パワフルなナンバーをたたみ込むと、7人と8号車の勢いはさらに加速する。そして7人は、爽快なメロディが響く「fanfare」を8号車と大合唱し、最高の一体感となってライブ本編は終了した。
鳴り止まないアンコールに応えて、メンバーがステージに戻ると、セカンドアルバム『Dramatic Seven』から、強烈なビートとサビのかぶりつく振りがインパクト大な「ライオンライフ」を披露。さらに、激アッパーチューン「超えてアバンチュール」をドロップ。ダンスビートにラウドロック、ラップにヘドバンなどがミックスされたダイナミックなパフォーマンスに、8号車はブチあがり、会場内はボルテージ最高潮となった。最後の挨拶で、タクヤは「僕たちは、今日が年末のアリーナツアーの前の、最後のライブになります。それを無事に終えることができて、年末に続く最高のライブができたと思います。みなさんのその笑顔がとても素敵です。僕たちは、年末、そしてその先に向けて突っ走っていきます。8号車のみなさんは、超特急の大切な最後尾なので、ぜひしっかりと着いてきてください!」と声をあげると、会場全体が大歓声に包まれライブは大団円となった。
超特急と8号車の絆は、このライブハウスツアーを経てさらに深まりを見せた。12月の神戸と東京で行われるアリーナツアー【BULLET TRAIN CHRISTMAS ONEMAN SHOW 2016 愛す。in Wonder Land】では、さらなる一体感を見せてくれることは間違いなさそうだ。Text:土屋恵介 / Photo:米山三郎
◎公演概要【HMV “station””presents 『Take the BULLET TRAIN~8号車で行こう~』】
日程:2016年11月15日(火)
会場:東京・豊洲PIT
セットリスト:
01:Seventh Heaven
02:Superstar
03:Secret Express
04:Drive on week
05:Kiss Me Baby
06:Yell
07:Rush Hour
08:No More Cry
09:refrain
10:Turn Up
11:Pretty Girl
12:Shake body
13:fanfare
En1:ライオンライフ
En 2:超えてアバンチュール
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