2016/11/11 15:55
ドイツの伝説的電子音楽グループ、クラフトワークが、予定されていたアルゼンチンのブエノス・アイレスでのコンサートをキャンセルせざるを得ない可能性が出てきた。新しい法律により、市が電子音楽イベントの開催を禁止しているためだ。
地元紙Clarinの報道によると、ブエノス・アイレスで今年4月に開催された電子音楽フェス【Time Warp】で参加者10人がドラッグを過剰摂取したことを受け、同市が9月に禁止令を発令した。クラフトワークのライブ関係者は事前に許可を申請し7月には認められていて、チケットの7割がすでに販売されていたが、今になり市側がライブの開催にストップをかけた。
主催者側はクラフトワークのコンサートはダンス・ミュージック・フェスティバルとは全くの別物であるとの正論を主張しているが、市側はシンセサイザーを使うあらゆるイベントは厳禁であるとの考えを変えていない。主催者側は更に、同コンサートは二時間半を超えることはなく、会場内での飲酒も禁止にしてもいいとまで説得しているようだが、今のところ市側は応じていない。
一方、同市では12月3日にモデラットやジャックス・グリーンらによる相当エレクトロニックなパフォーマンスが予想される【ソナー・フェスティバル】の開催が計画されており、市の許可も下りている。ブエノス・アイレスの文化省によると、こちらは「コンサートだから観客が踊ったり、DJが盛り上げるようなシチュエーションではない」からOKなのだそうだ。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
櫻坂46、谷口愛季が座長を務める【BACKS LIVE!!】閉幕「私たちを推して損はさせません。これからもついてきてください」
2
<イベントレポート>藤井フミヤ、公式アンバサダーを務める没入型展覧会【クリムト・アライブ】に登場「もっと日本の人に知ってもらいたい」
3
<ライブレポート>BAND-MAID、ファンと共に創り上げた渾身のツアーファイナルを経て世界へ
4
BE:FIRST、Oguri(s**t kingz)&SOTAが振り付け「街灯」ダンスパフォーマンス映像を公開
5
【Hot Shot Songs】Number_i「LAVALAVA」首位、シャキーラ“洋画歴代2位”『ズートピア2』劇中歌の広がりに注目
インタビュー・タイムマシン
注目の画像



ピンク・フロイド 45年前の初来日公演&限定BOXリリース記念イベントの映像を公開
レナード・コーエンが82歳で急逝
スティング、J-WAVE公開収録イベントに出演決定! トーク&生演奏を披露
ザ・ローリング・ストーンズ、新作より「ヘイト・トゥ・シー・ユー・ゴー」MV公開













