2016/11/08 08:00
米国時間11月8日はアメリカ合衆国大統領選挙の投開票日。長きにわたり繰り広げられたヒラリー・クリントンVSドナルド・トランプの熾烈な争いは、直前の世論調査でも双方の支持率は僅差とあり、歴史に残る大統領選となることが予想される。
音楽メディアでは、これまでトランプが自身の選挙活動に使用した楽曲が次々とアーティスト本人たちから「NO!」を突きつけられるトラブルが何度もニュースとして取りあげられた。ここで改めてそれらの“NGソング”を紹介したい。
まず最初に大きくニュースとして取り上げられたのはアデル。トランプが「ローリング・イン・ザ・ディープ」や「スカイフォール」を選挙活動のテーマ曲に無断使用したことを受け、アデルはマネジメントを通じて「いかなる政治活動にも自身の楽曲使用を許可しない」と正式に抗議した。
トランプの楽曲使用にノーを突きつけたのは、今をときめくポップスターだけではない。「スタート・ミー・アップ」や「無情の世界(You Can’t Always Get What You Want)」を使用されたストーンズや「ドリーム・オン」を使用されたエアロスミスのスティーブン・タイラー、「伝説のチャンピオン(We Are The Champions)」を使用されたクイーンのブライアン・メイなどがトランプによる楽曲使用の差し止めに動いた。また使用NGとともに自身の政治的立場を公言したニール・ヤング、SNSを通じて激怒しトランプへの猛烈批判を展開したR.E.M.のマイケル・スタイプなど、ロック史を彩る豪華面々にことごとく拒否されてしまったのだ。
一方のヒラリー・クリントンは、正式に支持を表明し選挙活動をサポートしているケイティ・ペリーの「ロアー」や、ファレル・ウィリアムスの「ハッピー」などを使用して選挙戦を切り抜けてきた。
◎Adele - Rolling in the Deep
https://www.youtube.com/watch?v=rYEDA3JcQqw
◎The Rolling Stones - Start Me Up
https://www.youtube.com/watch?v=SGyOaCXr8Lw
◎Katy Perry - Roar
https://www.youtube.com/watch?v=CevxZvSJLk8
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