2016/11/03
2016年11月3日、映画『溺れるナイフ』の現役女子中高生限定のシークレット試写会が月島ブロードメディア試写室にて行われ、主演の小松菜奈と菅田将暉が会場に登場した。
講談社「別冊フレンド」に掲載され、気高く危うい10代の破裂しそうな恋と衝動を描いた少女漫画「溺れるナイフ」。連載は既に終了しているものの、現在も多くの読者を魅了して止まない。そんな作品が、今回ついに小松菜奈、菅田将暉のW主演で待望の実写映画化となった。
集まった学生には、小松と菅田が会場に来ていることが知らされていなかった為、試写終了後2人が登場すると、歓喜の悲鳴が上がった。原作の読者から、役がぴったりだと言われている2人だが、原作からのプレッシャーについて聞かれた小松は、「原作モノにプレッシャーはつきものだと思うんですけど、台本を頂いた時に、一番最初に自分の名前が載っていたことにすごく重みを感じて、頑張らなきゃなっていう気持ちと、他のキャストの方々に負けたくないなという気持ちがすごくありました」と、当時の気持ちを語った。本作が初の恋愛映画主演となった菅田は「壁ドンだ、顎クイだっていうものを家で練習してたんですけど、今回は全く無く…でも自分らしいラブストーリーの映画ができたかなと思います。」と、語った。
トークショーでは、質問に対し手持ちのマルとバツのフリップを上げる形式で行われ、撮影は大変だったか?という質問に丸のフリップを即座に上げた小松は、「丸じゃ足りないくらい。二重丸です。」と言い、重ねて菅田も「奇遇だね、俺も。」と。5mプールに後ろ向きに飛び込むシーンがあったという小松は「なかなか沈まなくて、重りをつけて沈むようにするんですけど、すっごい沈むんですよ。浮き上がるのがすごく大変で。」と、過酷だった水中での撮影を振り返った。菅田は「下手したら公開できないんじゃないかな?というような現場もあったりした。でも、スタッフやみんなで、これは何がなんでも撮りきってやろう!というモチベーションに変わって、こうして今日公開できました。こんな経験は過去になかったですね。」と、感慨深そうに語った。
後半では、実際に映画の感想などを2人から学生たちへ聞く場面もあり、学生たちのしっかりとした受け答えに2人は目を丸くし、次第に話題が恋愛トークになると、「友達に好きな人を聞いたら一緒で、気まずくて言えなくなっちゃって…でも結局そのまま好きで、そしたらお付き合いすることが出来ました。」という学生の青春エピソードには2人も「おー!」と声を揃え、「おめでとうございます!」「やったぜー!」と盛り上がりを見せた。生の学生の声を直接聞いた菅田は、「みんなに熱量が伝わってもらえたのかなっていう部分が嬉しかったです。簡単な映画ではないですけど、一生に一度の2人の神話のようなラブストーリーってなかなかないと思うので、是非見てもらいたいなと思います。」と締めくくった。映画公開は11月5日(土)よりTOHOシネマズ渋谷ほかで全国ロードショー。
◎映画『溺れるナイフ』
2016年11月5日(土)TOHOシネマズ渋谷ほか全国ロードショー
出演:小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志磨遼平(ドレスコーズ)ほか
原作:ジョージ朝倉『溺れるナイフ』(講談社『別フレKC』刊)(C)ジョージ朝倉/講談社
監督:山戸結希
脚本:井土紀州、山戸結希
音楽:坂本秀一
製作:「溺れるナイフ」製作委員会(ギャガ/カルチュア・エンタテインメント)
企画協力・制作プロダクション:松竹撮影所
制作プロダクション:アークエンタテインメント
配給:ギャガ
(C)ジョージ朝倉/講談社(C)2016「溺れるナイフ」製作委員会
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