2016/10/27
大人気漫画家・河原和音の少女コミック『先生!』が、生田斗真と広瀬すず主演で実写映画化されることとなった。
原作『先生!』は、1996年から2003年まで別冊マーガレット(集英社)で長期連載となった少女向けコミック。著者の河原和音は今年公開となった映画『青空エール』や『俺物語!!』(原作)など、その作品が続々と実写化される人気少女漫画家だ。本作は、教師と生徒の恋愛を描いて人気を博し、当時の別冊マーガレットを代表する作品の1つと言われるほどの人気を誇り、現在までに累計発行部数570万部を突破する大ヒット作となっている。
主人公の教師、伊藤貢作を演じるのは、生田斗真。そして伊藤に人生初めての恋をしてしまう女子高生、島田響役に広瀬すず。監督は青春恋愛映画の名手、三木孝浩。また、脚本家には、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などで熱狂的ファンを生み出した岡田麿里と錚々たるキャスト、スタッフ陣が集結した。連載終了から13年、最近の少女コミックスでは珍しいほどの純粋すぎる二人の恋愛はこれまでの恋愛映画とは一線を画したものになるだろう。初共演となる役者陣、そして恋愛映画の名手である監督と青春ドラマを得意とする脚本家という才能同士がぶつかり、新しい純愛映画が誕生する。
本作のテーマは、教師と生徒の純愛。一見生真面目でとっつきにくいが、根はやさしく教師愛に溢れる世界史の教師・伊藤と、その優しさに触れ、一途に伊藤を想う恋愛初心者の響。“子供”がゆえに自分の気持ちを素直に伊藤へぶつける響と、先生という立場からいつしか、素直になれず自分の気持ちに気づきながらも“大人”として接してしまう伊藤。大人と子供、教師と生徒、本音と建前、様々な思いが交錯する中、不器用で純粋すぎる二人の“じれったい恋”が描かれる。
初共演となる、生田斗真と広瀬すず。いま、日本映画界の先頭を走るこの二人の役者が、教師と生徒として恋に落ちる本作をどう演じ切るのか楽しみだ。
◎キャスト・スタッフ コメント
・生田斗真
「映画 『先生!』で世界史の先生 伊藤貢作役をさせて頂く事になりました。三木監督作品は、『僕等がいた』以来二度目の出演になります。久しぶりに王道ラブストーリー作品に呼んで頂きました。三木監督の描く、青春時代の一瞬の煌めき、キラキラと輝く眩しい世界観の中で、大人の男を精一杯演じたいと思っています。
脚本の岡田麿里さんは以前から御一緒してみたい方でした。岡田さんが書いて下さる、繊細で心が温かくなる言葉の数々に、丁寧に息を吹き込みたいです。広瀬すずさんとは初めての共演です。映画に対して、お芝居に対して、とても誠実な広瀬さんと御一緒出来る事、今から本当に楽しみにしています。生田、久々に恋愛映画やるってよ。キュンキュンを超えて、ギュンギュンする映画を作ります。皆様、是非、完成を楽しみにしていて下さい。」
・広瀬すず
「私自身、ここまで王道なラブストーリーの作品は初めてなので、どんな世界でどんな感情に出会うのかな、と思うと、ただただ楽しみです。少し恥ずかしい気持ちもありますが、伊藤先生への気持ちを大切に、先生の事を大好きになりたいと思います。少しでも、響の切ない心、嬉しい心をたくさん感じれるように頑張りたいと思います。楽しみに待っていただけたら嬉しいです。」
・三木孝浩 監督
「生田くんとまたラブストーリーをやろうねと約束してから早5年。再びタッグを組めることを本当に嬉しく思います! 年齢を重ねた今だからこそ演じることのできる生田斗真の「伊藤先生」。そして今10代で最も眩しい輝きの中にいる女優広瀬すずが演じる「島田響」。この二人が、どんな風に奮え、想いを響かせ合うのか。現場での二人の化学反応が本当に楽しみで仕方がありません。原作の、やわらかくて、切なくて、胸をくすぐる空気感を素敵なキャストスタッフとともに繊細に描きたいと思います。」
・脚本家 岡田麿里
「河原先生の瑞々しくも繊細な恋愛作品群には、切なさに胸がきゅうとなったり、興奮のあまり身悶えしたりする瞬間をたくさんいただいてきました。『先生!』の実写化に脚本として参加させていただくことになり、その時に感じた気持ちをめいっぱい表現できたらと思っています。」
・原作 河原和音
「自分にとっても懐かしい作品です。若い読者の皆さんだと、お母さんが知ってるかも! どんな映画になるか楽しみです。内容は、年の差先生ラブなのですが、きっと素敵な映画になると思うので観てほしいです。」
◎映画『先生!』
2017年秋、全国ロードショー
主演:生田斗真 広瀬すず
原作:河原和音『先生!』(集英社文庫コミック版)
監督:三木孝浩
脚本:岡田麿里
制作プロダクション:ドラゴンフライ エンタテインメント
製作:映画「先生!」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)河原和音/集英社、(c)2017 映画「先生!」製作委員会
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