2016/10/22 11:00
今週の洋楽まとめニュースは、エミネムの話題から。10月19日、エミネムがニューアルバムの制作に取り組んでいることを2,080万人のツイッター・フォロワーに向け明らかにした。また、このスペシャル・アナウンスと同時に、シリウスXMラジオにおけるエミネム・チャンネル“Shade 45”の番組『Sway in the Morning』にて、政治色の強い新曲「Campaign Speech」がプレミア公開された。この曲は現在YouTubeでも公開されている。制作中のアルバムがどのような内容になるのか注目していきたい。
続いては、映画の話題。2016年9月30日に全米公開され、初登場1位を獲得したティム・バートン監督最新作『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』の日本公開が2017年2月3日に決定。“ティム・バートン史上、最も奇妙な”予告編も解禁となった。公開された予告編は、本作で悪役を演じているサミュエル・L・ジャクソンからの「奇妙で夢のような魔法の世界へあなたをお連れします」という日本のファンへ向けたメッセージから始まっており、“ハリウッドの魔法使い”バートン監督が、新しいワンダーランドへ連れて行ってくれる内容となっているだろう。
ティム・バートン最新作『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』サミュエル・L・ジャクソンのコメント入り予告編解禁
さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートは、ザ・チェインスモーカーズ、「クローサー」が9週目のNo.1獲得を果たした。先週、新曲「オール・ウィ・ノウ」(今週38位)がデビューを果たし、前シングル「ドント・レット・ミー・ダウン」も、登場35週目にして、未だ13位にランクインするロング・ヒットを記録している。そして今週、日本人として快挙を成し遂げたのが、77位に初登場した、ピコ太郎の「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」だ。ジャスティン・ビーバーがツイッターで「お気に入りの動画」とつぶやいたことにより、世界中で火が付き、公式サイトでは5000万回、全世界トータルでは3億回以上の視聴回数を記録している。
【米ビルボード・ソング・チャート】ザ・チェインスモーカーズが9週目の首位、77位初登場のピコ太郎は日本人として26年ぶりの快挙
【米ビルボード】ザ・チェインスモーカーズ9週No.1、ブルーノ・マーズ新曲が5位発進
ザ・チェインスモーカーズ、早くも新EP『Collage』リリースへ
そして、今週のBillboard JAPAN洋楽チャート“Hot Overseas”は、4週首位をキープし続けていたザ・チェインスモーカーズの「クローサーfeat.ホールジー」を下し、ブルーノ・マーズ「24K・マジック」が1位に輝いた。各国のチャートで順調にランクアップしているブルーノ・マーズの「24K・マジック」。ここ日本でも大ヒットの兆しを見せており、エアプレイ・チャートでは、先週60位から4位に大幅にジャンプアップし洋楽勢では1位、さらにデジタル・セールスでも洋楽勢最高のセールスを叩きだしており、来週も1位をキープすることが予想される。
【ビルボード】ブルーノ・マーズがザ・チェインスモーカーズを下し洋楽チャート首位、ノーベル賞受賞でディランが2位初登場
替わって、今週の米ビルボード・アルバム・チャートは、ロック・バンド、グリーン・デイの通算12作目となる新作『レボリューション・レディオ』が、No.1デビューを果たした。前作『トレ!』(2012年)から、およそ4年ぶり、通算12枚目となるスタジオ・アルバムとなっており、グリーン・デイの首位獲得は、2009年の『21世紀のブレイクダウン』以来、7年ぶりの快挙で、通算8作目のTOP10入りとなる。全米のみならず、UK(英国)、ニュージャージー州、アイルランド、カナダでもNo.1デビューを果たし、主要各国でTOP10入りする大ヒットを記録している。
【米ビルボード・アルバム・チャート】グリーン・デイが約7年ぶりのNo.1!ノラ・ジョーンズ、ワンリパブリックがTOP3に初登場
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