2016/10/21
映画『オ-バ-・フェンス』公開後イベントが21日、東京都内で行われ、主演のオダギリジョ-と山下敦弘監督が登壇した。
本作は、『海炭市叙景』、『そこのみにて光輝く』の原作者・佐藤泰志による芥川賞候補作を映画化。主演のオダギリは山下監督と本作を携えて、今月14日、15日に行われた釜山国際映画祭の公式上映&クロ-ジングセレモニ-に参加した。
当時、他の作品の撮影のためにキュ-バに滞在していたオダギリは「まさにキュ-バから(映画祭に)直接行った」と明かし「時差ボケもあって、舞台あいさつで何を話したか今となってはほとんど覚えていない」とまさかの告白。
「その後に、みんなで飲んだんですが、僕は漫画で見るような千鳥足で帰ってたらしくて」と振り返ると、「だから釜山は僕の中ではゼロ。なかったことになってます」と明かして、笑いを誘った。
また、今日のイベント模様が、インタ-ネットでも中継されていると知らされたオダギリは「僕、生放送結構ヤバいですよ。大体、問題を起こすタイプですよ」と自らの失言に戦々恐々。
山下監督から「今のところ大丈夫」と言われるも、その後のト-クでは「撮影中に初めて口内炎が5個ぐらいできた。スタッフの方や(共演の松田)翔太くんにも出始めて、多分、あれホテルが悪いと思う。泊まっていたホテルのベッドに多分虫がいた」とマイペ-スにエピソ-ドを披露した。
生中継を思い出したオダギリは「ヤバイこと言っちゃったな」と頭をかき「本当に1位、2位を争うすっごい、いいホテル!ただ、運が悪かった。いや、多分、(自分が)疲れていたんでしょうね。忘れてください」と訂正して、苦笑いを浮かべた。
また、最後のあいさつで「主役をやるというのは本当に気持ちが重い。責任をそれだけ負わなければならないからあまりやりたくない仕事なんです」と本音を吐露したオダギリ。それでも「面白い台本で、(実際に)やったらすごくいい作品になった。そういう作品が、ちゃんと数字的な答え(興行収入)が出せているということで僕も安心しました」と満足げにほほ笑んだ。
ト-クショ-を行ったオダギリジョ-(左)と山下敦弘監督
エンタメ OVO
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