2016/09/20
アメリカの首都・ワシントンD.C.における、初期のDIYパンクシーンに迫ったドキュメンタリー映画『サラダデイズ -SALAD DAYS-』。2016年10月1日の公開に先駆け、ニルヴァーナでデビューする前に行われたデイヴ・グロールのライブ映像を含む特別映像が解禁された(https://youtu.be/PHw8WEh5e4c)。
イアン・マッケイ率いるマイナー・スレットやフガジ、バッド・ブレインズ、デイヴ・グロールも在籍していたスクリーム、ガヴァメント・イシュー、ヴォイドといった、日本でも人気の高い数々のパンク・バンドを輩出したこの地の“80年代”に焦点をあてた本作。当時の熱きDIYパンクシーンと、そのバンドたちの音楽やスピリットが、いかに後世の音楽シーンに至るまでに強力な影響力を持つことになったのかを突き詰めた内容になっている。
監督は12歳からD.C.パンクシーンに親しみ、ハードコア・ファンジン『メトロジン』を立ち上げたミュージシャン兼音楽評論家のスコット・クロフォード。彼とともに製作総指揮に加わったのは、写真家としてこのシーンの第一人者であるジム・サー。彼らだからこそ撮れた本邦初公開となる写真やアーカイブ映像、当事者たちのインタビューは必見だ。
◎映画『サラダデイズ -SALAD DAYS-』
2016年10月1日(土)新宿K's cinemaほか全国順次公開
(C)2014 New Rose Films, LLC
アメリカ/2015/108分/16:9/英語/モノクロ・カラー/ドキュメンタリー/原題:Salad Days
監督:スコット・クロフォード
撮影監督・編集:ジム・サー
製作総指揮:スコット・クロフォード/ジム・サー
出演:デイヴ・グロール(フー・ファイターズ)、イアン・マッケイ (マイナー・スレット、フガジ)、J・マスシス(ダイナソーJr.)、サーストン・ムーア(ソニック・ユース)、ヘンリー・ロリンズ(ブラッグ・フラッグ)、バッド・ブレインズ ほか
配給:キュリオスコープ
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