2016/09/06
フランス映画『男と女』の製作50周年記念の関連イベントの会見が9月6日に東京・フランス大使公邸で行われ女優の夏木マリ、歌手の野宮真貴が登壇した。
夏季休暇を明けて最初の公式行事となる駐日フランス大使のティエリー・ダナ氏は、冒頭に映画『男と女』の魅力が語り、1966年の【カンヌ映画祭】で初めて上映された際は、激しい嵐で上映が中止になったにも関わらず大賞を受賞した、というエピソードを披露。今秋開催される【ルルーシュ・イン・コンサート】とリマスター上映される『男と女』に期待を寄せるコメントを残した。
中盤には野宮真貴が、映画に出演した女優アヌーク・エーメを意識したメイクと衣装で登場。『男と女』製作50周年合同プロジェクトのオフィシャル・サポートソングとなる「男と女」を披露した。同曲は小西康陽が新たに和訳詞したヴァージョンで、あの「ダバダバダ」のフレーズにも日本語詞を使った斬新な歌詞をあて、元の詞を書いたピエール・バルーからもお墨付きを貰った。
続いてプロジェクトのオフィシャル・サポーターでもある女優の夏木マリが登壇し、野宮真貴に花束を贈呈。「素敵だったわ、ぴったりね」と夏木は野宮の新ヴァージョン「男と女」を絶賛。自身が女として目覚めた映画だったと話すと、野宮は「大人のカッコいい女性は海外ではアヌーク・エーメ、日本では夏木さんです!」と夏木が憧れだったことを告白。
夏木が「年を重ねれば重ねるほど、フランスの女性はカッコよくなるね」と振ると野宮が「私もフランスに行きたいですね」と返すなど、ひとしきりフランス女性トークで盛り上がる。
最後に仏大使館文化参事官アンスティチュ・フランセ日本代表 ピエール・コリオ氏が登壇。野宮が歌った新和訳版「男と女」を「ダバダバダ部分の日本語は言葉はわからないけど、とっても耳心地が良かったです!」と称え、日仏交流を象徴した映画『男と女』のコンサートとリマスター上映をあらためてプッシュし3人で乾杯をしてイベントの成功を祈った。
『男と女』製作50周年記念の【クロード・ルルーシュ・イン・コンサート】は9月20日に大阪、21日/22日に東京で開催。また、9月7日より東京・日本橋三越にて期間限定の特別展示会、【フランス映画『男と女』ギャラリー in 日本橋三越】も開催される。
なお、映画『男と女』にインスパイアされた野宮真貴の新作アルバム『男と女 ~野宮真貴、フレンチ渋谷系を歌う。』は、9月12日付けのオリコン・アルバムランキング ジャズ部門で1位を獲得。明日発表予定のビルボードチャートでも1位となるか注目が集まる。また、野宮は9月23日には、書き下ろしエッセイ『赤い口紅があればいい』を刊行し、11月には毎年恒例となったビルボードライブ公演も行う。
◎リリース情報
『男と女 ~野宮真貴、フレンチ渋谷系を歌う。』
2016/8/31 RELEASE
2枚組 UICZ-4360/1 3,500円(tax in)
◎公演情報
【クロード・ルルーシュ・イン・コンサート】
東京公演(東京・NHKホール)
2016年9月21日(水)
開場18:00/開演19:00
2016年9月22日(木・祝)
開場13:00/開演14:00
チケット料金:S席:12,000円/A席:11,000円
※全席指定・税込、未就学児入場不可
大阪公演(大阪フェスティバルホール)
2016年9月20日(火)
開場18:00/開演19:00
チケット料金:S席:9,800円/A席:7,800円/SS席:11,800円/BOX席:15,000円
※全席指定・税込、未就学児入場不可
URL:http://lelouch2016.jp
【野宮真貴、渋谷系を歌う−2016−。“男と女”】
11月4日(金)ビルボードライブ大阪
11月5日(土)名古屋ブルーノート
11月11日(金)ビルボードライブ東京
11月12日(土)ビルボードライブ東京
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