2016/09/06 15:35
最新の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”にて、バーブラ・ストライサンドの『アンコール(ENCORE: Movie Partners Sing Broadw)』が1位となった。彼女にとって同作は11作目のNo.1アルバムとなる。加えて、フロリダ・ジョージア・ライン、ブリトニー・スピアーズ、ヤング・サグがトップ10に初登場している。
ニールセン・ミュージックによると、ストライサンドのオールスター・コラボアルバム『アンコール』は9月1日締めの調査週で14万9,000枚相当のセールスを記録し、首位に立った。これによりストライサンドは、自身の持つ女性アーティスト最多No.1アルバム獲得記録を更新。総合ではブルース・スプリングスティーンと並ぶ歴代3位につけた。ちなみに1位は19作でザ・ビートルズ、2位は13作のジェイ・Zだ。
今週の“Billboard 200”2位はカントリー・デュオ、フロリダ・ジョージア・ラインの『Dig Your Roots』(14万5,000ユニット売上げ、うち12万6,000枚が純粋なアルバムセールス)で、自身3作目のトップ5入りとなった。2014年の前作『Anything Goes』は19万7,000枚売上げ1位に初登場。2012年のデビュー・アルバム『Here’s to the Good Times』は10位発進で、翌年に最高4位まで上昇した。
また、『Dig Your Roots』からのリードシングル「H.O.L.Y.」は、“Hot Country Songs”チャートで17週1位となっており、同チャート史上3位タイの首位滞在記録をマークしている。
続く3位はブリトニー・スピアーズの最新スタジオ・アルバム『グローリー』(11万1,000ユニット、うち8万8,000枚がアルバム実売)だ。自身10作目のトップ5アルバムとなった同作からのリードシングルは、Gイージーをフィーチャーした「メイク・ミー...」で、これまでのところ米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”最高17位となっている。
なお、ストライサンド、フロリダ・ジョージア・ライン、スピアーズはそれぞれ10万ユニット以上のセールスを記録しており、新譜の3作品が初週10万越えするのは2015年11月以来のこととなった。ちなみに前回は2015年11月19日締めの週で、ジャスティン・ビーバーの『パーパス』が初週64万9,000ユニット、ワン・ダイレクションの『メイド・イン・ザ・A.M.』が46万、ロジックの『The Incredible True Story』が13万5,000、ヤング・ジージーの『Church in These Streets』が10万7,000ユニット発進だった。
“Billboard 200”4位は、ドレイクの元No.1アルバム『ヴューズ』だ。続く5位はフランク・オーシャンの『Blonde』で先週1位からのダウン、6位は『スーサイド・スクワッド・サウンドトラック』で先週3位からのダウンとなっている。
7位は、先週13位からトップ10内に返り咲いたビヨンセの『レモネード』だ。おそらく8月28日に開催された【MTVビデオ・ミュージック・アワード】でのパフォーマンスと複数受賞の影響によるものだろう。同作から数曲を披露したほか、タイトル・トラックのミュージック・ビデオでは年間最優秀ビデオ賞を獲得した。
続いて8位は、3万7,000ユニット(うちアルバム実売は1万8,000枚)を売り上げたラッパー、ヤング・サグの『Jeffery』で、自身3作目のトップ40アルバムとなった。
9位はリアーナの『アンチ』で先週8位からのダウン。そしてトップ10を締めくくるのは、トゥエンティ・ワン・パイロッツの『ブラーリーフェイス』で先週6位からのダウンとなっている。
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