2012/04/06
尼崎が生んだ昭和ピンク歌謡界の貴公子で、地下アイドル界の異端児を自称する仮面の紳士 リバーシブル吉岡が、衝撃のミュージックビデオ『お土産の歌』をYouTubeにアップした。
裏社交界を思わせる怪しげなマスクに黒のスーツ姿でステージに立ち、セクシィな言葉と隠微なメロディで一言に“下ネタ”と片付けられない独自のエンターテインメントを展開するソロシンガーとして、インディーな界隈でちょっとした話題を呼んでいる彼。
また、09年のアルバム『桃色革命』リリース時には、昼下がりの団地妻が物思いに耽って綴った収録曲のMVを制作し、昭和のカラオケ映像のようなチープかつロングカット満載の映像で、一部の度肝を抜いた経歴を持っている。
そんなリバーシブル吉岡は4月11日、実に3年ぶりの新作アルバム『えいち』をリリースするのだが、その発売に先がけ同作収録の『お土産の歌』MVをYouTubeに公開。前作同様、牧歌的な公園を舞台に、ある意味、淫靡な名称の名産品を配した歌詞を若い女性に歌わせようとする、つまり一言で下品と称せる世界観を展開しているのだ。
団地妻から若い女性へ。対象を大きく下方修正した歌詞には賛否もあるが、アルバム『えいち』収録曲は、そうした趣を感じさせる楽曲が殆どだと言っていい。
とはいえ、サウンドは懐かしの昭和歌謡からロック、エモ、ヴィジュアルなど、あらゆる要素をふんだんに織り込んだ雑食感満載の1枚であることも確かなので、気になる方は是非一度、チェックしてみよう。
◎アルバム『えいち』
2012.04.11 RELEASE
RYMC-0002 1500円(tax in.)
◎リバーシブル吉岡 レコ発ライブ情報
【2012年最も子供に見せたくないイベント部門第一位】
04.22(日) 神戸 Music Zoo太陽と虎
【2012年最も関わりたくないイベント部門第一位】
04.29(日) 池袋 Adm
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