2016/08/17
STARMARIEの真骨頂である「ダークファンタジー」がテーマの新曲「スペル・オブ・ザ・ブック」。その無料配信がスタートした。(http://bit.ly/2bwMWxD)
ハードなサウンドが耳を惹きつける本楽曲だが、一番の特徴は歌詞だ。タイトルの「ブック」にちなんだ「本」のような構成となっており、“あらすじ”と“はじめに”を経て第1章~最終章まで展開、そして“あとがき”で締めくくられる。いままでの歌詞の概念を覆す表記になっているのが興味深い。
メンバーの高森紫乃は、「STARMARIEの曲は読めば読むほどミステリーに引き込まれ、そして共感できる歌詞です。」と語る。
あらかじめ自分の生涯が書かれた“開いてはいけない本”の存在を知り、未来が知りたいがために手を出してしまった男の末路……。過去に懺悔し、未来の自分に希望を見いだそうとするが、そこに書かれた結末とは。
なお、8月21日 品川ステラボールにて開催する単独公演【FANTASY CIRCUS ~第三幕 スペル・オブ・ザ・ブック~】で、本楽曲を初披露する予定だ。その前に是非チェックしておこう。
◎【FANTASY CIRCUS ~第三幕 スペル・オブ・ザ・ブック~】
8月21日(日)品川ステラボール
OPEN 16:00 / START 17:00
チケット:全立見 3,000(+1D代)
各プレイガイドにて好評発売中
◎「スペル・オブ・ザ・ブック」(http://bit.ly/2bwMWxD)
作詞:yusuke.t 作曲・編曲:hanawaya(CWF)
[あらすじ]
信じていた。
不幸を背負った男は
人生があらかじめ書かれた本を開く
まずは過去のページを客観視で閲覧
恐る恐るめくる未来のページ
[はじめに]
If 君の手元に その本が届いたとしたら
開く?見たくない?書き直したい?忘れたい?
[第1章 迷い込んだ 後遺症の街]
裏切られるたび 斜めにみんな憎んだもんさ
スペル・オブ・ザ・ブック 知るな 真実でも知るな
未来も過去も 全部ノンフィクションさ
知らないフリして だから僕らはずっと幸せだった
[第2章 そこは図書館 呪われし本が眠る]
古い廊下抜けて 確かにそれはあった
カードを作り 魂の品番を記載する
そして老人が持ってくるまで一服
[第3章 だけど本を開いてはいけない]
なぜか過ちも成功もすべてが連鎖していくから
[第4章 犯人とは 過去に会っている]
生い立ちから 昨日の食事 あの日の嘘の意味まで
スペル・オブ・ザ・ブック 知るな 真実でも知るな
あなたと僕は まるでシリーズ物みたいだね
知らない…
知りたい…
[最終章 母の優しさの正体 つまり 彼女が去った理由(わけ)]
違和感に気づく この本は 今日の日付で終わってた
「だから開けちゃ駄目だって言ったのに。聞かない!」
[あとがき]
もしも“未来を知れる”
すなわちそれは 他界を意味するかもしれない
スペル・オブ・ザ・ブック 知るな 真実なら知るな
いつか 電子版が 配布されたとしても
知らないフリして だから僕らはずっと幸せなんだ
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