2016/08/12
講談社『別冊フレンド』にて連載されていた、ジョージ朝倉原作の伝説コミック『溺れるナイフ』が実写映画化。2016年11月の全国公開に先駆け、場面写真が公開された。
まだ何者でもなく、何者にでもなれると感じる「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を、激しくも儚く、そして美しく、10代の少年少女たちを通して描き出す本作。公開された場面写真では、小松菜奈演じる夏芽と菅田将暉演じるコウのキス寸前ショット、満面の笑みで自転車に二人乗りをする姿、浴衣を身にまとった夏芽の帯をクールに整えるコウ、破裂しそうな恋心を抱きコウを切なそうに見つめる夏芽など、きらめく恋の瞬間が切り取られている。
◎山戸結希監督-コメント
観終わった時、あの夏に“夏芽”と“コウ”として生きようともがいた小松菜奈さん、菅田将暉さん二人の姿が、傷つきながら輝こうとする夏芽とコウの心と二重写しになった作品だと思いました。撮影の苦しいきらめきが、そのまま青春の時間として焼き付いている。きっとこの映画を見てもらえたら、それが必ず伝わるというか、意識的にでも、無意識的にでも、芸術を求めている女の子の心に波紋が起こると信じています。振り幅が大きい女の子は何かを作り始めるでしょうし、目に見えない小さな心のさざ波みたいなものでも、何か自分の人生を変えてみたくなる気持ちが起こる気がしています。2016年が、沢山の女の子にとっての事件になって欲しいです。
◎映画『溺れるナイフ』
出演:小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志磨遼平(ドレスコーズ)、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチス
原作:ジョージ朝倉『溺れるナイフ』(講談社『別フレKC』刊)
監督:山戸結希
脚本:井土紀州、山戸結希
音楽:坂本秀一
製作:「溺れるナイフ」製作委員会(ギャガ/カルチュア・エンタテインメント)
企画協力・制作プロダクション:松竹撮影所
制作プロダクション:アークエンタテインメント
配給:ギャガ
(C)ジョージ朝倉/講談社(C)2016「溺れるナイフ」製作委員会
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