2016/07/23
1998年、デビュー・シングル「ベイビー・ワン・モア・タイム」でデビューし、世界の主要各国でNo.1をマークした、2000年代を代表する女性シンガー、ブリトニー・スピアーズ。
以降、6枚のアルバムがNo.1に輝き、13曲のTOP10ヒット(内5曲が首位獲得)を輩出したが、スタジオ・アルバムは2013年の8th『ブリトニー・ジーン』以来、リリースされておらず、イギー・アゼリアとのコラボ曲「プリティー・ガールズ」(2015年)を除けば、およそ3年もの間、リリースがないままだった。
その長いブランクを経てリリースされたのが、新曲「メイク・ミー」。7月15日にサプライズ・リリースされ、ファンを驚かせたが、驚いたのは急遽発売されたことだけではなく、楽曲そのものもだ。
ダンス・ポップ、エレクトロ・ミュージック(EDM)などを中心に、シングルをヒットさせてきた彼女だけに、こういった、ミッド・チューンのR&Bトラックに挑戦するというのは意外で、しかも、この「メイク・ミー」が、新作からの先行シングルというのだから、これまでの8作とは全く違う仕上がりになりそうなことが予想できる。
プロデュースは、リアーナの大ヒット曲「ワーク」のリミックスを手掛けたマシュー・バーンズが手掛け、今年「ミー、マイセルフ・アンド・アイ」が大ヒットした、人気ラッパー、Gイージーをゲストに迎え、彼自身も制作に参加している。ブリトニーのファルセットが色気を醸す、ムード漂う大人向けのR&Bソングで、現在制作中のミュージック・ビデオには、マッチョの男性が十数人登場し、セクシーなダンスと絡みを披露する。
新曲「メイク・ミー」が収録される、ブリトニー・スピアーズの9枚目のスタジオ・アルバム、リリース日は解禁されていないが、おそらく今秋頃の発売が濃厚ではないかと思われる。まずは、この曲で自身6曲目のNo.1を狙い、アルバムのプロモーションに繋げたいところだ。女王の貫録を3年ぶりに見せつける。
Text: 本家 一成
◎「Make Me ft. G-Eazy」音源
https://youtu.be/oydff0QlXSM
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