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2016/07/15

コシノジュンコ「世界に通用しない」 東京五輪エンブレム指しオリジナリティ-の重要性説く

 和太鼓エンタ-テインメントDRUM TAOの新作「舞響~Bukyo~踊る○太鼓」公開リハ-サルおよび囲み取材が15日、東京都内で行われ、メンバ-の西亜里沙、岸野央明、江良拓哉、中田勝平、麓大輔と衣装デザインを手掛けたコシノジュンコ氏が出席した。
 “ハチャメチャに楽しい”をテ-マにした新作は、迫力あるダンシングドラムと映像の融合、さらに変形する舞台セットに合わせて投影するプロジェクションマッピングも変化するなど演者のパフォ-マンスとのコラボレ-ションも見どころとなっている。
 リハ-サルでは演目から「Beat Beat」、「煌の森」、「熊本 ~熊本・大分復興応援曲~」、「Blue Sky」などソロパ-トを含む全6曲が披露された。
 九州での公演を終え、東京公演の初日を控えた西は「いろいろな書き込みなどで皆さんが楽しみにしてくださっているので、私も楽しみ」と期待を寄せた。
 今年2月にはニュ-ヨ-クのオフ・ブロ-ドウェ-「スカ-ボ-ル・センタ-」での公演を成功させ、江良も「そこで得た感触で新しい舞台を作り、東京の皆さんに見ていただくことにかなりわくわくしています」と意気込みを語った。
 衣装デザインを手掛けて5年目になるコシノ氏は、東京五輪の文化・教育委員会で委員を務めていることから、初めて着けたと明かした胸元のエンブレムを指して「皆さんご存じだと思いますが、根本的にオリジナリティ-のあるものを作らないと世界には通用しない。オリジナリティ-のあるものは絶対に残る。これは重要」と明かした。
 DRUM TAOは大分県竹田市久住町を拠点にしており、コシノ氏は新作の制作中に起きた熊本地震について「実際に皆さんは大分にいらしたので、その間は行き来することがあまりできず制作の上で大変でした」と振り返り、この日初めて全ての演目を見たといい「こういうことを乗り越えて成功があると思う。いいことばかりじゃなく、こういう経験もあって本気で挑戦していくのだとつくづく思いました」と語った。
 舞台は15日~24日まで都内、Zeppブル-シアタ-六本木で上演。
公開リハ-サルの模様

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