2016/07/12
映画『ルドルフとイッパイアッテナ』の完成披露試写会が12日、東京都内で行われ、声優を務めた井上真央、鈴木亮平、八嶋智人、古田新太、湯山邦彦監督、榊原幹典監督が登壇した。
本作は、児童文学の名作である同名作をアニメ-ション映画化。ひょんなことから飼い主の元を離れ、東京にやって来てしまった小さな黒猫ルドルフが、街のボス猫イッパイアッテナと出会い、友情を育みながら成長していく冒険物語。
この日、役柄にちなんだ黒いドレスで登場した井上は、今回の役について「難しかったの一言です。作品に入る前にどういう準備をしたらいいのか分からなかった」と語った。
さらに「唯一、猫ちゃんの鳴き声は得意だったので、これだけは完璧にしていこうと思って…。うちのワンちゃんは、猫が苦手なんですけど、隠れた所から猫の鳴き声をまねして、それに(ワンちゃんが)反応したら猫っぽいんだなと思って、そんなことを地道にやっていました」と照れながら語った。
ワンちゃんはそんな井上の鳴き声に「結構反応していた」そうで、井上は「耳をピ-ンと立ててキョロキョロ探すんですよ。散歩中とかも、私が後ろから『にゃ-』と言うと、ピタッと止まって、うん?と(不思議そうな顔を)する」と笑顔で明かした。
また「ルドルフは走るシ-ンも多くて息遣いにもパワ-が要るので、ししゃもをくわえて走るシ-ンは結構苦労しました。ししゃもをくわえて走るなんてことは(実生活では)ないので」と笑わせた。
一方、イッパイアッテナ役の鈴木は本作がアフレコ初挑戦。責任感から「収録初日はビクビクでした」と苦笑い。「しかも役がカッコいいんですよ。カッコいい猫の鳴き声ってなんぞやと、ずっとネットの動画サイトで『猫 鳴き声』『猫 けんか』とかで調べて、ノラ猫のけんかはもう100パタ-ンぐらい見ました」と役作りについて語った。
近所で怖がられている“地獄の番犬”デビル役の古田は「この間、ちらっとツイッタ-を見たら、『古田新太がブルドック役』に『まんまやんけ』と(コメントがあった)。確かに私の顔は重力に負けておりますが、さほどブルドッグには似ていないつもりでございます」とあいさつし、会場を盛り上げた。
映画は8月6日から全国公開。
(左から)榊原幹典監督、古田新太、鈴木亮平、井上真央、八嶋智人、湯山邦彦監督
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