2016/06/30
生誕90年、没後25年となる今年、再び脚光を浴びるジャズの巨人=マイルス・デイヴィスを、現在の視点で多角的に読み解くガイドブック『MILES:Reimagined 2010年代のマイルス・デイヴィス・ガイド』が6月29日に発売された。
ドン・チードルが主演・脚本・監督を務めた伝記的な劇映画『マイルス・アヘッド』の公開(日本公開は12月予定)、そしてロバート・グラスパーがリイマジンド(再考)を試みた企画盤『エヴリシングス・ビューティフル』のリリースなど、再び脚光を浴びているマイルス。ガイドブック『MILES:Reimagined~』は「Jazz The New Chapter」シリーズの柳樂光隆が監修。彼の残した膨大な作品群を現在の視点で多角的に読み解く、“マイルスを聴き継ぐためのガイドブック”となる。
前述のグラスパーやハイエイタス・カイヨーテ、キングなどへの取材はもちろん、マイルスの元担当ディレクターやエンジニア、そして同じ時代を生きた日本のパイオニア=渡辺貞夫のインタビューも掲載。主要アルバムの詳細なレヴューや、気鋭の若手ミュージシャンを含む論客たちによる時期/アプローチごとの解説を盛り込み、“神話”の奥にあるマイルスの魅力を浮き彫りにする。
◎書籍情報
『MILES:Reimagined 2010年代のマイルス・デイヴィス・ガイド』
2016年6月29日(水)発売
柳樂光隆 監修
B5判/160頁/本体価格1,600円+税
<特別取材>
渡辺貞夫が語るマイルス・デイヴィスがいた時代
<インタビュー>
ロバート・グラスパー、ハイエイタス・カイヨーテ、キング、ドン・チードル、挾間美帆、類家心平、黒田卓也、石若駿×横山和明、小川慶太
<寄稿アーティスト>
吉田隆一、坪口昌恭、大谷能生、岡田拓郎、吉田ヨウヘイ、長尾悠市、高橋アフィ
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