2016/06/23 17:15
落語家の林家木久扇、息子で二代目の林家木久蔵、孫のクミとコタ、元オフコースの鈴木康博によるユニット・木久ちゃんロケッツが、6月22日に東京・渋谷HMV&BOOKS TOKYOにて、デビュー曲「空とぶプリンプリン」の発売記念イベントを開催した。
今作は木久扇がかねてより「何か自分・子(木久蔵)・孫の三世代一緒になって、形になるものを残せないか?」と思っていたところに、NHK『みんなのうた』の制作の依頼があり実現したもの。木久扇自身が作詞を手掛け、家族みんなが楽しめる楽曲をテーマに、子供のころに憧れた洋菓子、なかでも“プリン”を中心に得意のダジャレを盛り込みつつ、お菓子を通じて地球の平和を歌う「空とぶプリンプリン」が完成。作曲・編曲は家族ぐるみでの付き合いがある元オフコースの鈴木康博が担当し、木久扇と息子で二代目の林家木久蔵、孫のクミ、コタ、そして鈴木を加えたユニット・木久ちゃんロケッツを結成した。
木久ちゃんロケッツがメンバー全員揃って「空とぶプリンプリン」を披露するのは、これが初めて。自身で作詞を手がけた木久扇は、途中歌詞を間違えつつも“家族みんなが楽しめる”という楽曲テーマの文字通り、楽しげなステージを展開した。木久扇は「目標は100万枚、この歌で紅白を目指します!」と宣言すると、「「空とぶプリンプリン」とかけて、イチローの野球ととく。その心は……ヒット、ヒット」と謎掛けで笑いを誘う。息子の木久蔵は「「空とぶプリンプリン」とかけて、おまんじゅうととく。その心は、狙うは紅白です」とPRした。また木久扇は、戦争によりおいしいものが食べられなくなってしまった自身の経験を語り、「(当時の気持ちを)子どもたちや孫に伝えたい。ふざけているようですけど反戦歌です。」と楽曲に込めた想いも明かした。
なお「空とぶプリンプリン」は、NHK『みんなのうた』6・7月のうたとしても現在オンエア中。ミュージックビデオも公開されているので、是非チェックしてほしい。(https://youtu.be/32bIo5JYAxE)
◎シングル『空とぶプリンプリン』
2016/6/22 RELEASE
[COCA-17193] 1,300円(税込)
<収録内容>
01.空とぶプリンプリン
作詞:林家木久扇 作・編曲:鈴木康博
※NHKみんなのうた 2016年6・7月のうた
02.パイパイ プリンプリン
作詞:林家木久扇 作・編曲:鈴木康博
03.空とぶプリンプリン(オリジナル・カラオケ)
04.パイパイ プリンプリン(オリジナル・カラオケ)
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