2016/06/21
長瀬智也、神木隆之介、桐谷健太、清野菜名、宮藤官九郎監督が、6月20日に映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』公開直前イベントに登場した。
会場内が突如暗転すると、おどろおどろしいBGMとともに3メートル超の巨大な閻魔像と極卒たちが登場し、舞台は一気に地獄に。キャストらの登場に黄色い歓声が飛び交う中、宮藤は「ばかばかしい地獄のロックコメディをやりたいと長瀬君とお話しさせていただいて、そこからスタートしました。映画を作るうえでコメディであることは常に意識してましたね。」と、本作への思いを語った。
イベントでは、すっきりした気持ちで公開を迎えるべく、巨大な閻魔像に向かってキャストらが「今までしてしまった悪いこと」を告白するシーンも。長瀬は、「仕事でハワイに行った際、日本ではいつも行列のできるパンケーキ屋さんが偶然あったんです。せっかくなので注文したら、パンケーキの生クリームの量がすごくて食べきれず、結局3分の2くらい残してしまいました」、神木は「高校の時に学級委員長だったんですが、つまらなそうに授業を受けている人たちの気持ちを盛り上げるために、僕が馬の被り物をして授業を受けたり、廊下を走ったりしたんです。僕としては結構盛り上げたつもりだったんですが、今考えると悲鳴が多かったなって」と告白が続く中、桐谷だけは「ラーメンを食べた店の近くに白い犬がいたので、とっさにビニールロープで首輪をつけて交番に連れて行ってあげて、飼い主の方に感謝されました」と、心温まるエピソードを披露。「好感度上げようとしている!」とつっこまれ、結局、全員「地獄行き」判定が下されることに。さらに、事前に一般募集の中から選ばれた観客がステージに呼ばれ、キャストら同様に罪を告白。「一輪車には乗れるのに、自転車に乗れないんです…」と明かした観客に対して、「これだけで<地獄行き>か<天国行きか>どう判断すればいいんですか!」と一同戸惑いを見せるも、キャスト・監督一同<地獄行き>とジャッジ!「湯豆腐は食べれるけど冷ややっこは食べられないのと一緒やん!まあ、でも僕らも地獄行きなので、みんなで地獄で一輪車で遊びましょう!」と桐谷が、うまくまとめあげた。
最後に、6月25日からの公開に向け長瀬は「音楽の力を本当に感じられる作品。LIVE感もあったり、バカバカしくて、人間にとって大事なものが詰まっていると思う作品なので、ぜひ大切な人と劇場で観ていただければ」とコメント。宮藤は「これは一応“仏教映画”ですので、1回よりも2回、2回よりも3回…、観れば観るほど“徳”があるので、ぜひ何度も観に来てほしいです!お布施だと思って(笑)」と締めくくり、イベントは大盛況で幕を閉じた。
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