2016/06/10
2016年上半期の総合チャート“JAPAN Hot100”では、AKB48「君はメロディー」が段違いのポイントを叩き出して堂々の1位となった。ポイント構成の大半を占めているのがセールス部門でのポイント。この部門で断トツ1位の数字を出した同作、リリース初週に141.8万枚という驚異的な枚数を売上げたことがセールス1位になった大きな要因だ。さらに、ルックアップやTwitterなどのポイントを上乗せした結果、2位以下を大きく引き離しての上半期No.1を獲得。AKB48の爆発力が改めてわかる結果と言える。AKB48は、その他にも「365日の紙飛行機」と「唇にBe My Baby」をトップ20内に送り込んだ。
昨今、勢いを増している乃木坂46の「ハルジオンが咲く頃」が総合2位。こちらもセールスでポイントを大きく稼いで上位チャートインを果たした。3位と4位は、嵐の作品「I seek」と「復活LOVE」。嵐の楽曲の特徴としては、ルックアップで「復活LOVE」が1位、「I seek」が2位になっていることだ。ユーザーがCDの購入後にPCに取り込んだり、レンタルなどをしてその曲と多く接触していたと言える。
シングルCDのリリースがないのにも関わらず、浦島太郎(桐谷健太)「海の声」がトップ10内に入った。その原動力となったのは、ダウンロード1位のポイント。そこにストリーミング3位のポイントなどを加算、並み居る強力タイトルを抑えて第9位となった。Twitterでは、SMAP「世界に一つだけの花」が今年1月の解散騒動を受けて1位。そこから沸き起こった購買運動の影響で他指標でもポイントを積み上げ、2003年リリースの作品が総合16位に入った。また、動画再生回数を見てみると、2014年リリースの三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「R.Y.U.S.E.I.」がトップに。2015年のイヤーエンドを制した楽曲は、さらにダウンロードやストリーミングでもポイントを稼いだ結果、総合17位に。今年に入っても多くのユーザーが接している「R.Y.U.S.E.I.」、これから夏にかけてどのようなチャートアクションを見せるのか注目したい。
◎2016年上半期JAPAN Hot100
(2015年11月23日~2016年5月29日までの集計)
1位:「君はメロディー」AKB48
2位:「ハルジオンが咲く頃」乃木坂46
3位:「I seek」嵐
4位:「復活LOVE」嵐
5位:「サイレントマジョリティー」欅坂46
6位:「SUN」星野源
7位:「トリセツ」西野カナ
8位:「クリスマスソング」back number
9位:「海の声」浦島太郎(桐谷健太)
10位:「Ki・mi・ni・mu・chu」EXILE
11位:「Wherever you are」ONE OK ROCK
12位:「未来」コブクロ
13位:「明日への手紙」手嶌葵
14位:「365日の紙飛行機」AKB48
15位:「唇にBe My Baby」AKB48
16位:「世界に一つだけの花」SMAP
17位:「R.Y.U.S.E.I.」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
18位:「FLASH」Perfume
19位:「チキンLINE」SKE48
20位:「BANG BANG BANG」BIGBANG
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