2016/06/03
2008年に発売され、ギネスに「日本で最も売れたダウンロード・シングル」として認定されたことでも広く知られるGReeeeNの名曲「キセキ」。その誕生までの“軌跡”と“奇跡”を描きだす輝石の物語が、松坂桃李、菅田将暉のダブル主演で映画化される。
その名も『キセキ -あの日のソビト-』。GReeeeNの造語である“ソビト”(素人または空人)とは、自由に新しいことに挑戦していく人を指す呼称だ。そんな言葉がタイトルとして使われている本作では、名曲「キセキ」の誕生のバックボーンとなる兄弟が、家族、そして仲間との衝突を経て、自分の進むべき道を切り開いていく姿が描かれる。「キセキ」を含むGReeeeNの楽曲すべてのプロデュースを手がけるJIN(ジン)と、GReeeeNのリーダー・HIDE(ヒデ)、二人の青春期を物語として切り取った、実話が基の映画となる。
そしてJIN(ジン)役には松坂桃李、JINの実の弟でGReeeeNのリーダー・HIDE(ヒデ)役には菅田将暉が決定した。この二人は『王様とボク』『麒麟の翼~劇場版・新参者~』『ピース オブ ケイク』以来4度目の顔合わせとなるが、今回が初の兄弟役、そして初のダブル主演となり、さらには劇中で歌声も披露するという。
監督は『海街diary』『そして父になる』など多くの是枝裕和監督作品の助監督を務めた兼重淳。脚本は『秘密』でシッチェス・カタロニア国際映画祭・最優秀脚本賞を受賞、その後も精力的に映画脚本を手掛ける斉藤ひろしが担当し、厳しい父親のもとで音楽への道を志す兄弟の姿を緻密に描き出す。
公開は2017年新春を予定。ほかのキャスト情報に関しては後日発表となる。
photo of 松坂桃李(C)彦坂栄治/photo of 菅田将暉(C)みなもと忠之(※「みなもと」表記:さんずいに首)
◎松坂桃李-コメント
最初この映画は名曲「キセキ」に関わる人たち、兄弟や家族・仲間の物語だと伺い、どう映画化するのか上手くイメージができませんでした。ですが、実際にJINさんHIDEさんにお会いしてみたらものすごく魅力的で、お二人から出てくるエピソードのどれもが本当に興味深くて、感動もあり、なるほどこれはきっと面白い物語になるだろうと理解しました。人を惹きつけ、運気を上げてくれそうな“パワースポット”のようなJINさん、そんな魅力的で、かつ実態が明かされていない実在の人物を演じることに責任を感じますが、兄弟お二人のわかりあっている雰囲気や空気感をしっかり表現して、兄弟の関係性や家族の形、GReeeeNがデビューするまでの仲間たちに対する二人の思いを、丁寧に作品に乗せていきたいと思います。JINさんはGReeeeNのプロデューサーですが、彼の昔のバンド時代も描かれているので、僕にも歌うシーンがあります。役としてしっかり歌うのは初めてで苦戦していますが、JINさんからも「楽しんでやってください」と言っていただいて、心強く思っています。
◎菅田将暉-コメント
GReeeeNさんは素顔を公表していないので、その実態は知られていないけど、曲は誰しも知っていると思います。そんなグループのメンバー役を演じさせていただくことは、今生きている実在の人物を演じる上でも、僕にとって異色の経験になるなと思いました。僕と(松坂)桃李君が演じることによって、GReeeeNさんの学生時代や結成当時の様子を世の中に伝える役目を担えるというワクワク感があります。この時代に歯医者とミュージシャンを両立させるなんて、本当にあり得るのかなと思っていましたが、なぜ、どうやってその形になっていったのか、そこにはどんな家族や仲間がいて、どんな“キセキ”があって今こうなっているのかという経緯がすごく面白かったので、それを映画で表現するのが楽しみです。GReeeeNさんの曲は決して単純ではないのに歌詞はストレートだったり、かなり入り組んだ構造になっているので歌うのはすごく難しいですが、理論的なところから音楽を勉強させていただき役作りをしています。
◎映画『キセキ -あの日のソビト-』
2017年新春公開予定
監督:兼重淳
脚本:斉藤ひろし
主演:松坂桃李、菅田将暉
公式:http://bit.ly/1TR0qYb
配給:東映
◎GReeeeN 10周年ツアー【んなぁしたぁぁぁ~・・・今日よりも好きになれる~♪ツアー】
7月18日(月・祝)OPEN 17:00 / START 18:00 宮城・仙台PIT
7月22日(金)OPEN 18:00 / START 18:30 新潟・りゅーとぴあ・劇場(新潟市民芸術文化会館)
7月24日(日)OPEN 16:00 / START 17:00 北海道・Zepp Sapporo
7月29日(金)OPEN 18:00 / START 19:00 大阪・Zepp Namba
7月30日(土)OPEN 16:00 / START 17:00 大阪・Zepp Namba
8月06日(土)OPEN 16:30 / START 17:00 福岡・福岡市民会館
8月12日(金)OPEN 18:00 / START 19:00 愛知・Zepp Nagoya
8月13日(土)OPEN 16:00 / START 17:00 愛知・Zepp Nagoya
8月19日(金)OPEN 18:00 / START 19:00 東京・Zepp Tokyo
8月20日(土)OPEN 16:00 / START 17:00 東京・Zepp Tokyo
8月27日(土)OPEN 16:30 / START 17:00 福島・郡山市民文化センター
8月31日(水)OPEN 18:00 / START 19:00 東京・Zepp Tokyo
一般:6月4日(土)
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