2016/06/01
1980年代初頭にデビューし、いまだに熱狂的なファンの支持を得るバンド、ザ・ロッカーズ(TH eROCKERS)のアルバムが7月に再発売され、渋谷でトークライブが開催される。また、秋には東京と福岡でコンサートを行う計画が進んでいる。
ザ・ロッカーズは、俳優としてテレビ、映画、舞台の第一線で長きに亘り活躍する陣内孝則が高校時代に結成し、今年でちょうど40年を迎える。ポップなメロディーをパンキッシュなサウンドに乗せ、1980年にレコードデビュー。お寺で全編を一発録りした1stアルバム『WHO TH eROCKERS』は強烈なインパクトで注目を集めるも、1982年に解散する。
その後、1989年に日比谷野外音楽堂でのライブイベントに出演。1991年には渋谷公会堂でコンサートを行い、新宿パワーステーションでのライブはアルバム『LIP SERVICE』としてCD化するが、1990年代半ば以降は長らくの活動休止状態となっていた。
おととし、デビュー時の穴井に次いでベースを担当した橋本潤が逝去し、追悼ライブが行われた際、ふたたびザ・ロッカーズとして5人のメンバー(ヴォーカル:陣内孝則、ドラムス:船越祥一、ベース:穴井仁吉、ギター:角英明・澄田健)が結集。久しぶりの復活を果たした。そして、昨年は福岡の夏フェス【Sunset Live 2015】や大みそかの【NEW YEARS WORLD ROCK FESTIVAL】に参加するなど、活動を継続している。
バンド結成40周年となる今年は、1980年代前半にキャニオンレコード(現在はポニーキャニオン)よりリリースしたオリジナルアルバム3タイトルを7月20日に再発売。1stアルバム『WHO TH eROCKERS』には、デビュー直前に日比谷野音で開催された【REAL ROCK SEE SAW SCENE VOL.1】の未発売ライブ音源4曲が、そして2ndアルバム『COME ON』にはアルバム未収録のシングル音源が、それぞれボーナストラックとして収録される。
また、アルバム発売の2日前には渋谷でトークイベントを開催。さらに9月には、東京とバンドのホームタウンである福岡でコンサートを計画中で、詳細は近日発表とのこと。1970年代半ばから80年代初頭にかけて、福岡のライブハウスから全国区に進出し、“めんたいロック”と称されたザ・モッズ、ザ・ルースターズといったバンドが活動を継続し、近年注目を集めてきた中、今年はその先陣を切ったザ・ロッカーズに大いにスポットが当たるだろう。
◎THE eROCKERS オリジナル・アルバム3タイトル再発売
2016/7/20 RELEASE
・1stアルバム『WHO TH eROCKERS』
(オリジナルリリース:1980/9/21)
[PCCA.4408] 2,400円+税
「キャデラック」、「ショック・ゲーム」ほか全14曲収録
ボーナストラックとして【REAL ROCK SEE SAW SCENE VOL.1】未発売ライブ音源「可愛いあの娘」ほか4曲収録
・2ndアルバム『COME ON』
(オリジナルリリース:1981/3/21)
[PCCA.4409] 2,400円+税
「パッパ ドゥ」、「ロックンロール レコード」ほか全12曲収録
ボーナストラックとしてアルバム未収録のシング楽曲「黒い眼をしてU.S.A」、「シャープ・シューズでケリ上げろ!」収録
・3rdアルバム『SHAKIN'』
(オリジナルリリース:1981/9/21)
[PCCA.4410] 2,200円+税
「グロリア」、「涙のモーターウェイ」ほか全11曲収録
◎トークライブ【WHO TH eROCKERS “THE eROCKERS IS BACK”】
7月18日(祝・月)渋谷LOFT 9 Shibuya
OPEN 18:00 / START 19:00
出演:ザ・ロッカーズ(陣内孝則、船越祥一、穴井仁吉、角英明、澄田健)、スマイリー原島(MC)
チケット:前売 3,000円/当日 3,300円 ※別途ドリンク代500円
問合わせ:LOFT 9 Shibuya TEL:03-5287-3766
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