2016/06/01 14:30
ドレイクの「ワン・ダンス」が、アルバム『ヴューズ』と共に3週目の首位獲得を果たした、今週の米ビルボード・ソング・チャート。
ダンスホールやトロピカル・ハウスを取り入れた、夏らしいフロア向けのサウンドということもあり、ラジオ・エアプレイ、ストリーミング、デジタル・セールス共に絶好調。昨年秋の大ヒット曲「ホットライン・ブリング」(最高位2位)と同じように、YouTubeで公式ビデオが公開されれば、さらにポイントを伸ばすことが予想される。ドレイクは、2月から9週のNo.1をマークした、リアーナとの「ワーク」(今週10位)の記録と合わせると、2016年度、通算12週の首位をマークしたことになる。また、アルバム『ヴューズ』も、今週4週目のNo.1を死守している。
そのドレイクに、アルバムの首位デビューを阻止された、アリアナ・グランデの3rdアルバム『デンジャラス・ウーマン』からの先行シングル、「デンジャラス・ウーマン」は、アルバムのプロモーション効果を受け、先週の14位から8位に再浮上。アリアナは、本作からの3rdシングル「レット・ミー・ラヴ・ユー」を、アルバムのリリースと同時にリリースし、5月22日に公開したビデオは、1週間で1000万視聴回数を突破した。また、2ndシングル「イントゥ・ユー」(今週51位)のビデオも、翌日5月23日に公開され、こちらは2000万視聴回数を記録している。どちらも、これまでの楽曲にはなかった、セクシーなアリアナが堪能できる内容に仕上がっている。
新曲「ニーデド・ミー」が、先週の10位から9位へワンランクアップしたリアーナは、10位に「ワーク」、そして11位にカルヴィン・ハリスとのコラボ曲「「ディス・イズ・ホワット・ユー・ケイム・フォー」を3曲続けてランクインさせている。
そのリアーナやアリアナ、離婚問題で話題になっている、ジョニー・デップ主演の映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の主題歌「ジャスト・ライク・ファイア」を歌うP!NK(ピンク)など、2016年5月22日に米ラスベガスで開催された【2016 Billboard Music Awards】の出演者たちのタイトルが、今週続々ランクアップを果たした。
14位に再浮上したDNCE、そして15位にランクアップしたニック・ジョナスの「クロース」も、アワードのパフォーマンスによるもの。ジョナス・ブラザーズを巣立った2者(DNCEのメイン・ボーカルのジョー・ジョナス)が、同日に同じステージに立ったことで、ファンからは喜びの声が寄せられている。なお、日本ではニック・ジョナスの新作『ラスト・イヤー・ワズ・コンプリケイテッド』と、DNCEの『SWAAY』が、どちらも6月10日にリリースするという偶然が重なっている。
Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、1日22時以降となります。
◎【Hot100】トップ10
1位「ワン・ダンス」ドレイク
2位「パンダ」デザイナー
3位「キャント・ストップ・ザ・フィーリング」ジャスティン・ティンバーレイク
4位「ワーク・フロム・ホーム feat.タイ・ダラー・サイン」フィフス・ハーモニー
5位「ドント・レット・ミー・ダウン」ザ・チェインスモーカーズ
6位「7イヤーズ」ルーカス・グラハム
7位「アイ・トゥック・ア・ピル・イン・イビザ」マイク・ポスナー
8位「デンジャラス・ウーマン」アリアナ・グランデ
9位「ニーデド・ミー」リアーナ
10位「ワーク feat.ドレイク」リアーナ
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