2016/05/20
ジェフ・ベックが6年振りにオリジナル・スタジオ・アルバム『ラウド・ヘイラー』を7月15日にリリースする事が決定した。
『ラウド・ヘイラー』とは、大声で呼びかけシャイにならずに表現をするという意味。2度にわたってロックの殿堂入りを果たしている、ジェフ・ベックは「今、世界で起こっている、不快な事を目にした時に声明を発表したいと思ったんだ。そして集会で使うメガホンが、大声で伝えたい自分の考えを表現するのに、フィットすると思ったのさ」とコメントした。
今回のアルバム制作でジェフ・ベックは、ロンドンからシンガーのロージー・ボーンズとギタリストのカーメン・ヴァンデンバーグという2人の尖った女性アーティストをメンバーに迎え入れた。カーメン・ヴァンデンバーグとは、昨年クイーンのドラマー、ロジャー・テイラーが開催したバースデイ・パーティーで出会ったことをきっかけに交流がスタート。ジェフ・ベックは、「彼女のライブに招待されて、ぶっ飛んだんだよ。それから1月に集まって自分の頭の中にある考えを、暖炉のそばに座って彼女たちに説明したんだ。いっしょになって曲が一気にできあがったんだ。3日で5曲ぐらいかな」と振り返った。
また、ロージー・ボーンズは強烈なオープニング・ナンバー「レヴォリューション・ウィル・ビー・テレヴァイズド」、またバラード「スケアード・フォー・ザ・チルドレン」、ファンク・ナンバー「O.I.L.」、アルバムの最後を飾る、静けさに満ちた「シュライン」を含む、計9曲でパワフルな歌声を披露。そして、ジェフ・ベックによる2曲のインストゥル・メンタル・ナンバー「プル・イット」「エドナ」がアルバムに彩を添えている。リリース後、ジェフ・ベックは伝説のブルース・マン、バディ・ガイとのUSツアーをスタートさせる。
◎リリース情報『LOUD HAILER』(ラウド・ヘイラー)
2016/7/15 RELEASE
曲目:
1.“The Revolution Will Be Televised” 「レヴォリューション・ウィル・ビー・テレヴァイズド」
2.“Live In The Dark” 「リヴ・イン・ザ・ダーク」
3.“Pull It” 「プル・イット」
4.“Thugs Club” 「サグ・クラブ」
5.“Scared For The Children” 「スケアード・フォー・ザ・チルドレン」
6.“Right Now” 「ライト・ナウ」
7.“Shame” 「シェイム」
8.“Edna” 「エドナ」
9.“The Ballad Of The Jersey Wives” 「ジャージーの妻たちのバラード」
10.“O.I.L.” 「O.I.L.」
11.“Shrine” 「シュライン」
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像