2016/04/07
CS映画専門チャンネル・ム-ビ-プラスの「この映画が観たい#32 ~小林幸子のオ-ルタイム・ベスト~」収録後取材が7日、東京都内で行われ、小林幸子が出席した。
この番組では、さまざまな分野で活躍する著名人に、自身のかけがえのない“映画体験”とそれにまつわる人生のエピソ-ドを聞く。10歳でデビュ-した小林は、映画初出演となった『座頭市二段斬り』の思い出のほか、思い入れの深い『ロ-マの休日』、『となりのトトロ』、『アイランド』といった作品を挙げてエピソ-ドを語る。
見ている映画のジャンルは多岐にわたり「SFものとか3Dとかそういうのも大好き。趣味がスキュ-バダイビング、スカイダイビング。ジェットコ-スタ-は死ぬほど大好き」といい、『スタ-ウォ-ズ』や『進撃の巨人』、『寄生獣』も映画館で観賞したという。
さらに『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』も見たといい、「今のブ-ムだから、ブ-ムは見ておかないといけないと思って。なんで子どもたちにこんなに人気があるのだろう、見てみたいなと思ったんです。笑ったところもあったけど泣かされましたね」と楽しんでいたことを明かした。
また、“ラスボス”と呼ばれニコニコ動画を中心に若いネットユ-ザ-からも支持を集める小林だが、「ネットだから、直接人が集まって来てくれるわけではないから、実感としては分からない。でもニコ動の“歌ってみた”を投稿したら100万回再生されたり、それだけみんな興味を持ってくれているんだなというのは分かる。いわゆる自分のコンサ-トにも明らかに(これまでと)違う客層の人が来てくれる」と喜んだ。
一方で、「(投稿された動画で)ボカロ(ボ-カロイド)曲を歌うことによって応援してくれる人が増えても、王道の演歌の方とつなげよう、パイプを持とうという気はないんです」とスタンスを明かし、「文化の違うものですから、こっちはこっちの文化でいい。これからも演歌は演歌として大事に歌っていきたいし、大切にしてくれる人を大事にしていきたい」とそれぞれのジャンルに対する思いを語った。
何事にも柔軟に、新しいものを取り入れて楽しむ小林の姿勢が受け入れられた背景には、「持って生まれた性格なのかもしれない。スタッフが心から面白いと思う新しいものを持ってきてくれるから、じゃあ乗っちゃおうって。軽いけど、とても大事なことだと思う。スタッフが『こんな面白いものがありますけど』と提案してくれるようになってから変わりました」とあらためて感謝を述べた。
番組は5月2日午後11時からオンエア。
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