2016/04/06
新世代メタルの旗手としてシーンをリードする若きメタル勇者、トリヴィアムが、最新アルバム『Silence in the Snow』を引っ提げ、ヘッドライン・ツアーとしては実に2009年以来約7年ぶりとなるジャパン・ツアーを開催し、2016年4月6日に東京・渋谷TSUTAYA O-EASTにて単独公演を行った。
まずは、今回のツアー全日程でサポート・アクトを務めている日本メタル界の雄、HER NAME IN BLOODが登場。昨年本国アメリカで開催されたスリップノット主催のロックフェス<KNOTFEST 2015>に日本から唯一出演するなど、若手ながらその実力が大きな話題を呼んでいる彼らだが、耳の肥えたトリヴィアムのファンを前に、新曲「LAST DAY」など堂々たるパフォーマンスを披露。サークルピットも出現し、フロアをしっかりと温めてトリヴィアムへと繋げる。
そして、「トリヴィアム!トリヴィアム!」と観客のコールが鳴り続ける中、ボーカル&ギターのマシュー・キイチ・ヒーフィーを筆頭にメンバー4人が登場。最新アルバムのタイトル・トラック「Silence in the Snow」でライブの幕が明ける。「元気ですか、トーキョー!最高のメタルの国に戻ってこられて光栄だよ。呼んでくれてありがとう!俺たちと一緒にヘッドバンキングして、歌って、動き回ってくれ!」と日本語を交えたMCで観客を盛り上げるマシュー。前半から「Strife」「Rain」と4人の抜群の安定感に支えられた強靭でアグレッシヴな楽曲が立て続けに披露され、灼熱のフロアではサークルピットの中で激しくモッシュが繰り広げられる。
「Anthem (We Are the Fire)」では、サビで観客のシンガロングとの掛け合いも行われ、更なる一体感が生まれていく。日本人の母を持つマシューは、「俺は1986年に山口県で生まれたから、日本に戻ってこられるのが本当に嬉しいんだ。」とコメント。日本では初パフォーマンスとなる「Requiem」も披露され、そして、メランコリックなギターのイントロからメタル・サウンドが炸裂する「Kirisute Gomen」で会場のボルテージは最高潮に。「残っている力を全部を振り絞れ!」と、ラストのアンコール「In Waves」まで全16曲を披露し、圧巻のライブが終了。「最高に素晴らしい夜だ!ありがとう、トーキョー!」とステージを後にした。
トリヴィアム・ジャパン・ツアーの残る日程は、4月6日の東・渋谷TSUTAYA O-EAST、4月7日の名古屋DIAMOND HALLのみとなっている。
Photo: TEPPEI
◎公演情報
【TRIVIUM JAPAN TOUR 2016】
東京 2016年4月6日(水)渋谷TSUTAYA O-EAST
OPEN 18:00 / START 19:00
愛知 2016年4月7日(木)名古屋DIAMOND HALL
OPEN 18:00 / START 19:00
当日券:18:00~会場当日券売場にて販売 8,500円(税込/1Drink別)
INFO: Creativeman http://www.creativeman.co.jp/artist/2016/04trivium/
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