2016/02/15
リアーナが2月12日に開催された【ニューヨーク・ファッション・ウィーク】にて、デザイナーとしてランウェイ上に登場した。
同シンガーは自ら“ゴシック系アンダートーン”と称する、ほとんどが黒と白の日本風ストリートウェアに重点を置いた“Fenty Puma by Rihanna”コレクションを紹介。プーマのコレクションにふさわしくスニーカーもフィーチャーしており、その多くが厚底のシューズとなった。
ステージは暗く鏡張りで、スモークが充満し、森のようなセットが組まれていた。ショーの前に行われたAP通信とのインタビューでリアーナは、デザインするようになった動機についてこう話している。
「デザインはクリエイティブであることの一部だと思うわ。自分の中で起きているクレイジーなことを、人が目で見て触れられるものを使って創造したり表現するのが楽しいの。そうやって自分を表現できるのが一番の面白みよ。私にとってのファッションは、自然にあるもののひとつだったわ。スタイルや仕上げ、生地、シルエットがみんな違って……それを発見するのが楽しいのよ。簡単じゃないけど仕事って感じはしないわ」
アレキサンダー・ワンのショーなど、ここ何年もファッション・ウィークの常連だったリアーナは、「世界中の大勢の素晴らしいデザイナーにインスパイアされている」と言うものの、誰かの作品の再現にしたくないからと影響された特定人物をあげるのを断った。
リアーナはショーのエンディングにて、【アカデミー賞】授賞式の司会を控えるクリス・ロックやスーパーモデルのナオミ・キャンベル、シンガーのニーヨ、ピート・ウェンツ、デザイナーのジェレミー・スコット、ヴォーグ編集長のアナ・ウィンターなどを含むオーディエンスを前に、大きなフードの付いたグレーと白柄のジャケットを纏い笑顔で現れた。
なお、その前のレッドカーペット上では、リアーナは外側がベルベットで内側がジャージ生地の黒いトップスを着ており、「スポーティにしたかったの」と話していた。
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