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2016/02/01

古川雄輝、男同士のラブシ-ンにも冷静 「他のシ-ンとそんなに変わらない」

 映画『ライチ☆光クラブ』のプレミア上映イベントが1日、東京都内で行われ、出演者の野村周平、古川雄輝、中条あやみ、間宮祥太朗、内藤瑛亮監督ほかが登壇した。
 本作は、古屋兎丸氏の人気コミックを映画化。黒い煙と油にまみれた町・蛍光町で、廃工場の秘密基地に集い、「光クラブ」を結成した少年たちの、もろく、残酷で多感な思春期を描く。
 絶対的カリスマ性で光クラブを支配する帝王ゼラを演じた古川は、昨年末に富士山の麓にある廃工場で行われたロケについて「深夜帯の撮影で体に負担もあった」としつつ、「ゼラというのは僕がすごく演じたいなと思った役の一つ。撮影は非常にきつかったけど撮影そのものは楽しかった」と初の悪役に手応え十分の様子。
 この日は、キャスト陣が◯×の札を持って質問に回答。「自分が演じたキャラクタ-と友だちになれそう?」という問いに、「◯」と答えた古川は、ダ-クな役どころながらも「個人的に一対一でしっかり話せばいいやつなんじゃないかなと…。多分みんながいるから、粋がっちゃっている感じなんだと思う」と分析し、「仲良くなれます。一緒にチェスとかしてみたいです」とほほ笑んだ。
 そんなゼラを偏愛する謎めいた美少年ジャイボ(間宮)との“妖艶なシ-ン”が話題となっている古川だが「やっている本人としては、そうはヤバくはなかった。他のシ-ンとそんなに変わらない感覚でやっていた」と冷静にコメント。
 すかさず野村が「あんなことや、こんなことをしてたのに? あんなとこもなめてたのに?」と興奮気味に突っ込むも、古川は「まあ、撮影ですから…」と淡々と返し、「(僕はこれまで)ラブシ-ンもいろいろやっていまして、それが単に(今回は相手が)男性だったというだけで…」と語った。
 「僕は“初めて”だったのに…」と嘆く間宮に、古川は「“初めて”を取ってしまって申し訳ない」と苦笑いを浮かべながら謝罪した。
 映画は2月13日から新宿バルト9ほか全国ロ-ドショ-。
(前列左から)池田純矢、中条あやみ、野村周平、古川雄輝、間宮祥太朗、松田凌、(後列左から)岡山天音、柾木玲弥、戸塚純貴、藤原季節、内藤瑛亮監督

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