2015/12/12
アデル旋風が全世界で止まらない。先月リリースしたアルバム『25』が絶好調の歌姫アデル。発売後2週連続で全米1位となったのは“もちろん”、その売上枚数でも新記録を樹立。発売後2週目で全米売上が100万枚を超えた初のレコードとなった。シングルチャートでも「ハロー」が6週連続の首位となっている。この勢いがいつまで続くのか。今年最後(そしておそらく来年最初)のメガ・アルバムに引き続き注目しよう。
アデルの『25』が新たな記録樹立、米2週目で111万枚セールス
アデル『25』が米チャート連覇、2週間の全アルバム売り上げの3割を占める
アデル 勢い衰えず!米ビルボード・アルバム・チャート再び首位に、クリスマス・アルバムがチャート上昇中
アデル 米ビルボード・シングル・チャート6週目の首位をマーク、独走状態をキープ
そんなアデル旋風のアメリカでは第58回グラミー候補作も発表。ケンドリック・ラマーが最多部門でノミネートされ、こちらもブレイクスルーを果たしている。あのオバマ大統領も今年の一曲に彼の曲を選ぶほど、世代のカリスマとして存在感を高めるケンドリック。果たして何部門で受賞を果たすか、こちらも引き続き注目だ。また、やはりここでも“アデル旋風”の余波が表れている。
ケンドリック・ラマー最多11部門、第58回グラミー候補発表
オバマ米大統領夫妻、2015年のお気に入りの1曲を発表
今年の【グラミー賞】にアデルが全くノミネートされてない理由
今週、ビルボードジャパンをはじめ日本でも年間チャートが多数発表されたが、アメリカでも年間チャートが発表。シングルはマーク・ロンソン「アップタウン・ファンク feat.ブルーノ・マーズ」が、アルバムではテイラー・スウィフト『1989』がそれぞれ首位を飾っている。
【全米年間シングル・チャート】マーク・ロンソン「アップタウン・ファンク feat.ブルーノ・マーズ」がエド・シーランやウィズ・カリファを抑え首位に
【全米年間アルバム・チャート】テイラー・スウィフト『1989』が堂々の1位、2年連続の年間TOP3入り
一方、“パリ攻撃”の余波は音楽業界に依然続いている。先日パリ公演を行ったU2は新曲やコンサートで改めてステートメント、そしてメッセージを表明。難しい状況の中、世界一のバンドの一つとして責任感を果たそうとしているようだ。
U2ボノ、パリ同時多発テロや難民問題などに触れた新曲を語る
U2がパリ公演でテロ被害者を追悼、「彼らが仕える神の間違ったイデオロギーを前に団結する」
世界的アデル旋風の中、先週台風のように日本を襲来したのがジャスティン・ビーバー。来日効果で再び洋楽チャート1位に返り咲き、話題をさらっている。また、そのビーバーはインスタグラム上で行った謎めいた投稿でも今週ちょっとした話題になった。
ジャスティン・ビーバー 来日効果で再び洋楽チャート1位に返り咲き! 映画公開とともにチャートを上昇した2曲は?
とある美人女性の情報を求めるジャスティン・ビーバー、新手のナンパか?
その他、今回の年間チャートでも多く登場した現代のポップシーンの主役たちのニュースが今週も続々。アリアナ・グランデ、エド・シーラン、そしてここ日本でも急速に認知度を広めつつあるザ・ウィークエンドにぜひ注目しよう。
アリアナ・グランデのメイクを真似できるメイク動画公開
エド・シーラン、オーストラリアで観客動員数の新記録樹立
ザ・ウィークエンド、恋人と噂のスーパーモデルも登場「In The Night」のMV公開
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