2015/11/28
今週の洋楽まとめニュースは、いよいよ先週20日に発売されたアデルの新作アルバム『25』についての話題から。事前予想から記録的な売上となることが見込まれていた同作だが、蓋を開けてみると、その期待をも上回る勢いを見せ、なんと全米アルバム週間セールスの新記録を樹立。売上枚数も300万枚を突破した。全米シングル・チャート Hot100でも収録曲「ハロー」が5週目の首位を獲得しており絶好調。アルバムの内容に関しても概ね好評で、来年のショー・レースを席巻することもほぼ確実だろう。すごい!
【公式新記録】アデル、全米アルバム週間セールスの新記録を樹立
アデル『25』が全米で280万枚越え! 初週予測を上方修正し300万枚突破なるか
アデルの『25』が全米発売3日間で230万枚越え! 新記録樹立へ
アデル 米ビルボード・シングル・チャート5週目のNo.1獲得、ジャスティン・ビーバーTOP100内に17曲がランクイン
さて、そのHot100で、今週17曲を100位以内に送り込むという離れ業をやってのけたのがジャスティン・ビーバー。先日13日にアルバムをリリースした彼だが、同日にあのワン・ダイレクションもアルバムをリリースしており、その対決に注目が集まっていた。さて、その結果は…? というと、ジャスティンが自己最高の初動枚数(70万枚以上)を記録し1位に輝いた。ジャスティンは日本国内の洋楽チャートでも1Dを下しており、ほぼ完全勝利の様相となった。また、ジャスティンはスクリレックス&ディプロと組んだ「ホウェア・アー・ユー・ナウ」で【アメリカン・ミュージック・アワード(AMA)】のベスト・コラボレーション賞を受賞した。その【AMA】ではニルヴァーナのTシャツを着て一部ファンから反感を買ったジャスティンだが、それも人気税ということだろう。
ジャスティン・ビーバーvs1D 自己最高の初動枚数を獲得し、米ビルボード・アルバム・チャート1位に輝いたのは?
ジャスティン・ビーバー 圧倒的強さで1Dを下し、洋楽チャート8週目の1位に
スクリレックス・アンド・ディプロ、「2015 American Music Awards」で最優秀コラボレーション賞を獲得
スクリレックス&ディプロ、“ジャック U”の新作を来年早々リリースへ
ニルヴァーナのTシャツを着ていたジャスティン・ビーバーに一部ロックファンが激怒
先週もこのまとめで取り上げたパリ・テロに対するアーティスト達のリアクション。今週も追悼は続いており、フー・ファイターズはその犠牲者に捧げる新作EPをリリース。また、U2は延期になったパリ公演の再公演日を発表。またジェームス・テイラーもパリに捧げるパフォーマンスを披露している。
フー・ファイターズ、テロの犠牲者に捧げ5曲入りEPを無料リリース
U2、延期したパリ公演を12月に。ボノ「パリの精神までは盗めない」
ジェームス・テイラー、パリに捧げシャンソンのフランス国歌を披露
新作のニュースでは、今週も大きな話題が入ってきた。英国が誇る世界的なテクノ・ポップ・ユニット、アンダーワールドは6年ぶりの新作アルバムを日本先行でリリース決定。またデヴィッド・ボウイの新作『★(ブラックスター)』についても、今週続報が入ってきている。その他、元レッド・ホット・チリ・ペッパーズのジョン・フルシアンテが新曲18曲を急遽リリースし、こちらも話題となった。
アンダーワールド “新境地”と語る6年ぶりのニューALを2016年3月に日本先行リリース
デヴィッド・ボウイ、新作『★(ブラックスター)』で目指すは“ロックを避ける”事!?
元レッチリのジョン・フルシアンテ、18曲を無料リリース
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