2015/11/23
映画『ハッピ-エンドの選び方』の公開記念ト-クイベントが23日、東京都内で行われ、加藤茶とIMALUが登壇した。
“イスラエル版『おくりびと』”との呼び声も高い本作は、老人ホ-ムを舞台に“人生の最期の選び方”というテ-マを、ユ-モラスに描いた感動作。
一足先に本作を鑑賞したという加藤は「題材は暗いのに、笑えるところがすごい」と絶賛しつつ、「あらためて自分が死ぬときに周りに迷惑が掛からないように“終活”を考えなきゃと思いました」と感想を語った。
また「死について家族と話すことがあるか」と問われた加藤は「僕はしますね。年が年なので。かみさんが45歳年下。だから『俺が死んだ後は、いい人がいたら再婚してくれ』って頼んでいます」と告白。
加藤は「『まだそんな言葉は聞きたくない』『長生きしてほしい』と言われるけど、せいぜい頑張って生きても10年。いろいろ考えなきゃなと最近特に思う」といい、「(妻も)はらが決まったのか『分かった』と言っています」と明かした。
また劇中では、主人公が親友のために安楽死ができる装置を発明するが、加藤自身も「本当にあれば僕は使いたい。誰にも迷惑が掛からない。自分で逝けるなら意識がはっきりしているうちに自分でボタンを押したい」と希望。
さらに「かみさんには『もし俺が認知症で(家を飛び出して)いなくなったら、捜さないでくれ』って言っている。放っといてほしい。『それはできない』と言われたけど、(そうなった場合は)どこかで野垂れ死にしたい」とも語った。
加藤は「死ぬのは怖いとは思っていない。人に笑って送ってもらいたい。だからなんかネタを考えて死ぬ。まだ出来ていないけどこれから考える。お棺に花火を入れて、花火をたいて逝った人もいると聞いた。そういう派手なことをやりたい」と笑った。
映画は11月28日からシネスイッチ銀座ほか全国順次ロ-ドショ-。
ト-クショ-を行った加藤茶(左)とIMALU
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