2015/10/21
映画『ザ・ウォ-ク』の来日記者会見が21日、東京都内で行われ、ロバ-ト・ゼメキス監督とジャック・ラプキ-プロデュ-サ-が出席した。
1974年に起こった実話をもとにしたこの作品は、当時世界一の高さを誇ったワ-ルド・トレ-ド・センタ-のツインタワ-の間をワイヤ-ロ-プ1本でつなぎ、命綱なしの空中闊歩に挑んだフィリップ・プティを描く。
映画化した理由について、ゼメキス監督は「ほかの芸術では表現できないスペクタクルを表現できる。その表現を映像化することにワクワクしました」と説明し、「フィリップのア-ティストとしての情熱や、クリエ-ティブなビジョンを持っていて、それをどうしても表現せずにはいられないところにひかれました。彼の作品は極端ではありましたが、皆ととても似ているところを持っていると思うんです」と語った。
直径2.2センチのワイヤ-ロ-プ上で地上110階、411メ-トルのツインタワ-間を歩いたフィリップを演じるのは、ジョセフ・ゴ-ドン=レヴィット。監督は「本当に素晴らしい役者なのは間違いない。役のため、演技のために自分の肉体を変化させて演じるタイプ。ワイヤ-ウォ-クは本人自らやりたいと言ってくれた。役者として、ア-ティストとしての気概を感じる良い例です」と絶賛した。
また、“2015年10月21日”のこの日は1989年に公開されたゼメキス監督による映画『バック・トゥ・ザ・フュ-チャ- PART2』の舞台になったちょうどその日であり、監督は「この日にここにいられてうれしい。30年はあっという間でした」と喜んだ。タイムトラベルする主人公マ-ティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)らには、「時空をいじるな、壊すなと伝えておきたいです」とメッセ-ジを寄せて笑わせた。
映画は来年1月23日から全国ロ-ドショ-。
ロバ-ト・ゼメキス監督(左)とプロデュ-サ-のジャック・ラプキ-氏
エンタメ OVO
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