2015/10/02
イーグルスのオリジナルメンバーであるドン・ヘンリー。故郷の名をタイトルに冠している、15年ぶり5作目のソロアルバム『カス・カウンティ』が発売された。
数えきれないほどの音楽賞受賞歴、大ヒットアルバムの数々、世界各国での完売ツアー等、世界で最も影響力のあるバンドの一つ、イーグルスのオリジナルメンバー/ボーカリスト/ソングライターであるドン・ヘンリーが、15年ぶり5作目となるソロ新作『カス・カウンティ』をリリースした。
ソロとしてのヒット曲は「ボーイズ・オブ・サマー」「オール・シー・ウォンツ・トゥ・ドゥ・イズ・ダンス」などポップなロック作品もあるが、本作は生まれ育った故郷(米テキサス州カス郡)をタイトルに冠した、自らのルーツと、クリエイティヴィティにおけるネクスト・ステップが示された作品となっている。
ナッシュヴィル(テネシー州)とダラス(テキサス州)でレコーディングされ、その地を代表する世界的なアーティストの数々をゲストに迎えて制作。「過去のどのアルバムよりもこのアルバム制作は楽しかったよ、参加してくれた皆のおかげだ。ここには素晴らしいミュージシャンが何人もいる」そのゲストアーティストというのは、ドリー・パートン、ミランダ・ランバート、ミシェル・ブランチ、アリソン・クラウス、ルシンダ・ウィリアムス、マルティナ・マクブライド、ヴィンス・ギル、そしてミック・ジャガーといった面々だ。
先行配信されていたシングル曲が大評判で、『カス・カウンティ』は米ローリング・ストーン誌で「今秋聴くべき15枚のアルバム」に選ばれていた。本国アメリカではいくつものテレビ出演でパフォーマンスを披露したり、ビリー・ジョエルとのインタヴュー・イベント『Don Henley In Conversations with Billy Joel』がライブストリーミング配信された。
アルバム評も「間違いなくドン・ヘンリー最上のソロ・作品」(American Songwriter)、「2015年残り3か月、みんなが聴きたいアルバムはこれだ」(US Weekly)、「アルバムの曲はカントリー、ブルースからロック、アメリカーナに亘るが、このオーガニックなブレンドは彼がイーグルス初期の頃からやっていたことだ」(Rolling Stone)、「前進するために、彼は(故郷に)戻った」(The Wall Street Journal)などなど、このアルバムの素晴らしさを称えている。
なお、10月3日には、北米ツアー【CASS COUNTY TOUR 2015】がスタートする。
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