2015/09/15
アレサ・フランクリンがプロデューサーのアラン・エリオットに対し、1972年にニュー・ミッショナリー・バプテスト教会で行った自身のゴスペル・コンサート映像を使用したドキュメンタリー映画『アメイジング・グレイス(Amazing Grace)』を、許可なく商業目的で公開・上映することの差し止めを求める修正訴状を提出した。ハリウッド・リポーターが報じている。
今回の訴状では、同映画が【トロント国際映画祭】の公式ラインナップから外されたものの、エリオットはトロントでバイヤー向けに上映会を行ったと主張。上映は「Ms.フランクリンの契約上・法律上の権利や、彼女の名前と肖像を使用・管理する権利を侵害するものであり、彼女のプライバシーを侵害することを意味する」としている。
フランクリンは元々、『アメイジング・グレイス』のプレミア上映を予定していた【テルライド映画祭】よりも前に提訴していた。上映を阻止するための仮差し止めが認められ、同作はその後の【シカゴ映画祭】と【トロント映画祭】のラインナップから外されていた。
新しい訴状ではさらに、「彼女の名前と肖像の使用を管理する権利」についての確認判決を求めるとともに、「エリオットは1972年のゴスペル・コンサート映像を彼女の明白な認可なく使用してはならない」と主張している。
また、フランクリンは現在、エリオットや彼のエージェント、従業員ほか彼と仕事する全員が、商業目的で同映像を公開または使用することを暫定的・恒久的に禁止する差し止め命令も求めている。
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