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2015/09/09

ウォーク・ザ・ムーン、「シャット・アップ・アンド・ダンス」で遂に新記録樹立

 ウォーク・ザ・ムーンの「シャット・アップ・アンド・ダンス」が米ビルボードの“Hot Rock Songs“チャート(9月19日付け)で24週目のNo.1をマークし、首位最長記録を塗り替えた。

 同曲は、2014年11月から4月までの23週間にわたり“Hot Rock Songs”チャート1位を制したホージアの「テイク・ミー・トゥ・チャーチ」と、イマジン・ドラゴンズの「レディオアクティヴ」(2013年4月から9月の同じく23週間)の記録を上回った。「シャット・アップ・アンド・ダンス」は52週間で1年区切りとなる同調査において、最も長くNo.1を獲得し続ける新記録を樹立したのだ。(同チャートは2009年6月に新設)

 2008年にシンシナティで結成され、ポリスの名曲「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」からバンド名を付けたウォーク・ザ・ムーン。リード・ボーカルを務めるニコラス・ペトリッカは、「“シャット・アップ・アンド・ダンス”が伸びていくのを見るのは、すごく自信を与えてくれるし、本当に夢みたいだ。この曲がアメリカをはじめ世界中のたくさんの人たちに触れられていると知り、大勝利を収めたかのようさ」と語るとともに、「俺たちは心の赴くままに曲を書いているんだけど、多くの人たちはこのような現実の物語を聴きたいと願っていると思うよ」とも話す。

 「シャット・アップ・アンド・ダンス」がホージアの「テイク・ミー・トゥ・チャーチ」を押しのけ、初めて同チャートを制したのは4月11日だ。彼らの同チャートにおけるこれまでの最高位は、2012年の「アンナ・サン」での20位だった。

 ニールセン・ミュージックの調査によると、「シャット・アップ・アンド・ダンス」はリリース以来290万ダウンロード・セールスを記録しており、ウォーク・ザ・ムーンの最も売れた曲となった。ちなみに米ビルボード・シングル・チャート“Hot 100”では最高4位を記録しており、現在は43週目のチャートインで17位だ。同曲は“Adult Pop Songs”チャート、“Adult Contemporary”チャート、“Alternative Songs”エアプレイチャートでも首位を獲得した。

 なお、彼らの最新アルバム『トーキング・イズ・ハード』からの2ndシングルとなる「ディファレント・カラーズ」は、“Alternative Songs”チャートで14位から12位へ浮上している。

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