2015/08/24 17:30
アラニス・モリセットが米女性誌“Women’s Health”との最新インタビューにて、摂食障害を克服しようと闘っていることを明らかにした。今年、デビュー・アルバム『ジャグド・リトル・ピル』の20周年イヤーとなる彼女は同誌に対し、むちゃ食いしたり戻したり、拒食や過食をすることを抑えようとしていると話している。
モリセットにとってそれは、薬物やアルコール中毒に比べ治すのが難しいとしている。「摂食障害を治すにあたっての大きな疑問は、“食べ物に溺れないって何?”ということなの。アルコールだったら、ただそれを飲んだりバーに行かなければ良いし、ヘロインだったらそれに近づかなければ良い。でも食べ物の場合は食べなければいけないから、私の場合はむちゃ食いしたり戻したり、拒食したり過食したりと、その度合いが上下するの。節度を保つにはどうすればいいの? ってね」と話す。
また、自身の摂食障害への対処法としては、食べ物に対する新しい考えを持つことや境界線を引くことだと説明する。
「今までの生活では無縁だったけど、それは摂食障害のように色んな形で現れるわ。若い頃はセックスするにあたって境界線なんてないし、境界の認識すらないまま、知らないうちに乱れていく自分が多々あるの。私にとって境界線を引くという考えは、精神的訓練に大きな役割を持つし、身体的なトレーニングを心掛けることは体を維持するのに本当に役立ったわ」と話す。
モリセットはさらに、「私はマカロニとチーズで育ったんだけど、乳製品を止めたときにアレルギーがなくなったことに気付いたの。栄養分の高い野菜を取るようにしたら、良く眠れることに気付いたわ。怒りっぽいのもなくなった。食べ物は私にとってはもっぱら薬よ。ただ種やラズベリーを食べているわけではないけど、それも楽しいわ。取り組みのひとつよ」とも加えている。
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