2015/08/07 20:19
映画『ビッグゲーム 大統領と少年ハンター』の公開記念イベントが7日、東京都内で行われ、俳優の千葉真一が出席した。
本作で米大統領役を演じたサミュエル・L・ジャクソンと親交がある千葉は「大変親しくさせていただいているサミュエルの作品を私も見させていただいた。アメリカ映画とは違ったフィンランドらしい、小さいけど非常にスマートな作品でした」と感想を語った。
千葉とサミュエルの出会いは10年ほど前で、千葉が出演したクエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビル』を見たサミュエルからサインを求められたのだという。「もちろん僕は(彼を)知っていましたから、サインをくれと言われて。あんなにすごい人にサインしたのは初めてでした」と当時の驚きを振り返った。
サミュエルの魅力については「どんな時でもどんな芝居でもまるで動じない。緊張感が全くなく、彼はいつもリラックスして自然体でやっています。まねしたいけどなかなかできない。深くまでものを考えていて、素晴らしい役者だと思います」と絶賛した。
千葉は「80%が実話の、新渡戸稲造さんの『武士道』を描く映画を企画しています。明治政府がアメリカに行った時の話を題材に、黒人の騎兵隊が16人の日本人を最後まで守り続けていく中で、日本の“武士道”を描いた脚本が出来上がっています。サミュエルは騎兵隊の隊長役でね」とうれしそうに構想を明かした。
映画は8月15日から新宿ピカデリーほか全国ロードショー。
エンタメ OVO
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