2012/04/23 00:00
「何かをほんとにほしいと思ったら、道化者になる覚悟をしなきゃね」と2月のNYCでのショーケースでエミリー・サンデーは言って、彼女のもっとも正直な歌のひとつ「クラウン」を歌い始めた。
エミリー・サンデーがキャリアの出発点を語る。「人々は私をどうしていいかわからなかった」
サンデーは自分の感情を表に出せない、あるいは出すことを恐れている人々に対して自分自身をさらけ出すために、歌詞を感情でいっぱいにすることを恐れてはいない。「人々が歌えないと思っているようなことについて歌いたかったの」とサンデーはアルバム『アワ・ヴァージョン・オブ・イヴェンツ』について語った。
「自分の経験したことや、世の中について感じたことについて、とても正直なものを作りたかった。まさにアルバムのタイトル通りのものを作りたかったの」
3月4日に全英アルバム・チャートの1位に初登場した『アワ・ヴァージョン・オブ・イヴェンツ』には家族から恋人に至るまでエミリーの人間関係の親密な物語が収められている。「“マウンテンズ”という私の両親についての歌があるの。彼らは戦ってるのよ」
イギリスでの2NDシングル「マイ・カインド・オブ・ラヴ」のビデオでサンデーはガンに苦しんでいる親しい人の世話をしている。
「アルバムには希望のメッセージを持たせて、世の中の素晴らしいことについて語らせたかった。ロマンティックな曲だって2,3あるのよ。もちろんそれ以外のラブ・ソングはどうしようもない愛について歌っているけど」
サンデーはデビュー・アルバムのプロモーションを全力で進めている。4月19日に『アワ・ヴァージョン・オブ・イヴェンツ』がアメリカでもシングル「ネクスト・トゥ・ミー」の発表とときを同じくして発表された。『アワ・ヴァージョン・オブ・イヴェンツ』は現在全英アルバム・チャートで5位を保っている。
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