2015/06/10
ディズニー・ドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』で主人公を演じた際のイメージを脱ぎ捨てはじめてから、ここ数年で最も面白いポップスターとして脚光を浴び続けるマイリー・サイラス。あたかも自由であるように振る舞う者が多いなか、彼女は自分の考え方や本当の自分を探求することを公でも恐れず、本心から話している。
我々はそんなマイリーについて、ディズニーのマユからふ化した数年間しか見ていないが、実際彼女はずっと、そういうあり方をして来たようだ。
マイリー・サイラスは愛豚と表紙を飾った『Paper』のカバーストーリーにて、14歳の時に母親のティッシュ・サイラスに対し大きなカミングアウトをした事を明らかにした。ちょうど米ディズニー・チャンネルのTVシリーズ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』が始まった頃だ。
マイリーは同誌に対し、「自分が違った意味で女性へ憧れると、母親に言った時のことを覚えているわ。彼女はどういう意味か聞いてきたから、女性を愛しているのって言ったの。男の子を愛するのと同じようにねって」と振り返った。
「母親にとっては理解し難いことだったのよね。彼女は、私が裁かれたり、地獄に堕ちてもらいたくなかったからよ。でもね、母はどんな神様よりも私を信じてくれたの。私はただ、そんな自分を受け入れてくれるよう頼んだだけ。そして母はそうしてくれたのよ」と続けた。
いくつになっても両親にカミングアウトするのは難しいことだろう。ましてや信心深い両親に14歳の子どもが打ち明けるとなると尚更だ。サイラスが自分自身に気付き、受け入れ、そしてそれを家族に打ち明けたことは信じられないぐらい素晴らしいことだ。
現在の彼女は、伝統的なあらゆる常識を喜んで投げ捨てている。「私は文字通り、成人してて、そして同意のもとであれば、動物以外すべての人に対してオープンよ。全ては合法的で、仲よくするわ。大人であれば誰でも……、18歳以上で私を愛してくれるなら誰とでもOKよ。私には、自分が男であるとか女であるとか、パートナーが男であるとか女であるとかは関係ないの」と話している。
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