今週の洋楽ニュースも国内ビルボードチャートのリニューアルの話題から。今週から日本国内でのYouTube再生回数が加わった下半期1週目の洋楽チャート。その記念すべき一週間を制したのは、ウィズ・カリファ feat.チャーリー・プースの「シー・ユー・アゲイン」だ。YouTubeの再生回数がSuperflyやE-girlsといった国内人気アーティストをも上回る好記録を叩きだし見事な首位となった。なお、ウィズ・カリファは本国USシングルチャートでも今週1位に返り咲いている。

ウィズ・カリファ、ゼッド、カーリー、YouTube再生回数が加わった下半期1週目の洋楽チャートを制したのは？
ウィズ・カリファ 1位に返り咲き！7週目の米ビルボード・シングル・チャート首位に
Song Review：映画『ワイスピ』とともにヒット中のウィズ・カリファ「シー・ユー・アゲイン」に込められた“ファミリー”を巡る物語を紐解く

　一方、今週のUSビルボードチャートは、初登場のエイサップ・ロッキー新作が制覇。これで全米デビュー作より2作連続でのUSチャート制覇となった。そんなエイサップ・ロッキーは今週、インディーズ時代からの盟友で先日急逝したエイサップ・ヤムズのアルバム制作を引き継いでいることを今週表明し話題となった。

エイサップ・ロッキー 2作連続No.1！カニエ、マーク・ロンソンら参加の新作が米ビルボード・アルバム・チャート1位に
エイサップ・ロッキー 他界したエイサップ・ヤムズのアルバム制作中「クレイジーなほどかっこいいアルバムを、あいつは作っていた」

　先週より来日ツアーを行っている現代ジャズ最重要ピアニスト、ロバート・グラスパー。先週末にはタイコクラブ2015にも出演し、さらに日本国内での注目を深めている彼だが、来週月曜日6月8日に、世界的なクラシック指揮者の西本智実とコラボ・コンサートを開催する。今週はその合同リハーサルも行い、異例の組み合わせ同士の緊張感みなぎる模様も話題となった。

ロバート・グラスパー×西本智実、ジャンルの垣根を超えた注目オーケストラ・コンサートのリハーサルを潜入レポート！

　今週は、世界的人気ボーイズ・グループ、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズと、元ワン・ダイレクションのメンバーのゼイン・マリクについて気になる話題も届いた。ハリー・スタイルズは自身のソロ転身やワン・ダイレクションの未来について言及。新作への取り組みについても語っている。一方、ゼインの脱退の原因となったと言われる女性、ローレン・リチャードソンが、ゼインとの関係についてコメントし、こちらも話題となっている。

ハリー・スタイルズがソロ転身とワン・ダイレクションの未来を語る
ゼインの1D脱退の原因とも言われた女性、遂に真実を語る！

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