2012/04/12 00:00
ニューヨークのヒップホップ・レジェンドで、かつてはア・トライブ・コールド・クエストのリーダーとして活躍したラッパーのQティップが、デフ・ジャム・レコーディングスの傘下でカニエ・ウエスト率いる音楽レーベルG.O.O.D. MUSICと契約を締結した。
現段階では仮で『ザ・ラスト・ズールー』というタイトルが付いている4作目のソロ・アルバムは、同レーベルから来年にリリースされる予定だ。
Qティップが仲間入りするG.O.O.D. MUSICには、プッシャー・T、ビッグ・ショーン、ジョン・レジェンド、キッド・カディを始めとするヒップホップ/R&Bアーティストが在籍。現在、レーベルの所属アーティストたちによるコンピレーション・アルバムの制作が進んでおり、ウエストによる第1弾シングル「マーシー」が先週リリースされたばかりだ。
Qティップはウエストの2010年のアルバム『マイ・ビューティフル・ダーク・トゥイステッドファンタジーの他、ウエストとジェイ・Zのコラボ・アルバム『ウォッチ・ザ・スローン』にも参加している。
「デフ・ジャムが擁するアイコン的レーベルの一員になれたことに、すごくエキサイトしているし、語り継がれてきた歴史の一部になれたことに恐縮する思いだ。(アイランド・デフ・ジャムの会長/最高経営責任者の)バリー・ワイスと再び仕事ができるのは、本当に素晴らしいことだ。
G.O.O.D. MUSICでカニエとの結びつきが強まることをうれしく思うし、これから待ち受けている彼とのあらゆるチャンスを心待ちにしている。このレーベルで僕は全力を尽くすつもりだし、可能な限り最高のカッティング・エッヂ・ミュージックを作り続けていく」と、Qティップは声明の中でコメントしている。
またプレス・リリースによると、Qティップは最近R&Bシンガーのマーシャ・アンブローシウス、ブラック・ヒッピーのラッパー、ケンドリック・ラマー、プロデューサーのリコ・ラヴ、そして6月に待望の4作目をリリースするインディー・ロック・シンガーのフィオナ・アップルらとスタジオ入りしたと伝えられている。
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