2015/05/27
“アリアナか、テイラーか”流行に敏感なポップ・ガールズは、まず彼女たちの名前を思い浮かべるはず…。先日、来日公演で女子のテンションをMAXにしたテイラー・スウィフトと並んで、“現代のカリスマ”として確立!…なんて説明も、もはや不要でしょう。2010年代の奇跡、アリアナ・グランデ。
「なんでこんなに、カワイイの~。」と見るたびに、自由な変化を遂げてゆくアリアナに、思わずつぶやいてしまう、その妖艶でキュートなビジュアルとともに、音楽性もさらに進化を遂げた。
2014年、夏リリースの2ndアルバム『マイ・エヴリシング』から、「ファンシー」の大ヒットで一躍、女性ラッパーの先頭に立った、イギー・アゼリアとタッグを組んだ「プロブレム」が、大ヒット。続く2ndシングルには、レディー・ガガや安室嬢のお仕事でも名を知らしめた、DJゼッド・プロデュースのEDMキラー「ブレイク・フリー」が、同TOP10入りに。
さらに、3rdシングル「ラヴ・ミー・ハーダー」では、R&Bシーンで今、最も脂が乗っている実力派シンガー、ザ・ウィークエンドとのデュエットで、アダルト・コンテンポラリー風味の“女性”としての色気も魅せた。
その間には、ジェシー・J、ニッキー・ミナージュとコラボしたお祭りチューン「バン・バン」も、UKはじめ、各国でNo.1を獲得する大ヒットを記録。“静も動”も柔軟にこなし、2014年間では、“アーティスト最多4曲”をTOP10内に送り込む記録を打ち立てたのであります。
そのモンスター・ヒット4曲を含む、デビュー曲「ザ・ウェイ feat. マック・ミラー」からの全シングルが、リミックス・バージョンとして焼き直され“リミックス・ベスト”としてリリース。その名だたるミキサー陣も豪華。
ファーイースト・ムーヴメント&フロー・ライダーと「チェンジ・ユア・ライフ」でコラボした、オランダが誇るハウサーDJ、シドニー・サムソン(「ザ・ウェイ」)や、ジャネット・ジャクソン「フィードバック」の名トラッカー、ラルフィ・ロザリオ(「ライト・ゼア」)、スウェーデンのEDMデュオ、ダダ・ライフ(「バン・バン」)に、最新シングル「ワン・ラスト・タイム」では、ギャッゾが担当と、クラブシーンでスポットを浴びているサウンド・メーカーが、揃いもそろって参加。
これらのリミックスタイトルが成功に至ったのも、原曲の下地がカンペキといっていいほど、しっかりしているからで…ダンスフロアの妖精、アリアナのスタイリッシュさを、見事に活かした彼らのお仕事には、頭が下がります。
8月の【サマーソニック2015】ではメイン・ステージに招かれ、このリミックスを引っさげての、“アリアナ・リターン”が決定!このリミックスなくしては…というのはもちろんのこと、サマソニに参加しないアリアナ・ファンにも、当然マストアイテムとなるリミックス盤です。
Text: 本家 一成
◎リリース情報
『ザ・リミックス』
アリアナ・グランデ
2015/6/3 RELEASE
2,376円(tax incl.)
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像