2015/05/27
デヴィッド・ボウイが1999年に発表したアルバム『Hours』がアナログ・レコードとして再発されることが判明した。発売日は6月15日。同作がアナログ盤になるのは今回が初となる。
『Hours』はUKチャートで最高5位を記録。80年代以降バンド“ティン・マシーン”として活動をともにしたリーヴス・ガブレルスがボウイとともにプロデュースをつとめ、メジャー・アーティストとしては初めてインターネットからアルバム全体がダウンロード可能となった作品の一つであった。
また、同作は音素材の大部分がビデオゲーム『Omikron: The Nomad Soul』のサウンドトラックの別テイクから構成されたアルバムであるとしてファンの賛否を巻き起こした一方、そのサウンド面では、特に90年代に顕著であったボウイの“デジタル・サウンド志向”からの揺り戻しが見られるアルバムにもなっている。
次作『ヒーザン』(2000年)以降、ボウイは80年代までタッグを組んでいたプロデューサー、トニー・ヴィスコンティと再びタッグを組み、以降、2013年の『ネクスト・デイ』まで作品を重ねている。なお、そのトニー・ヴィスコンティは、7月、ボウイの70年のアルバム『世界を売った男』の再現公演をビルボードライブ東京にて行う。同公演には、70年代にボウイのバックバンドをつとめていたウッディ―・ウッドマンジーも参加する。
◎リリース情報
『'Hours...'』
2015/06/15 RELEASE
MOVLP1400 輸入盤
◎公演情報
【トニー・ヴィスコンティ and ウッディー・ウッドマンジー
play デヴィッド・ボウイ "世界を売った男"】
ビルボードライブ東京
2015年7月6日(月)・7日(火)
1stステージ 開場 17:30/開演 19:00
2ndステージ 開場 20:45/開演 21:30
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