2015/05/20
パフォーマンス・アーティストのマリーナ・アブラモヴィッチがSpike Art Magazineにて、ジェイ・Zと行った2013年のコラボレーションについて批判した。同コラボで彼女は、自身の2010年の作品“The Artist Is Present”のジェイ・Zバージョンとなる「Picasso Baby(ピカソ・ベイビー)」のビデオ製作に協力していた。
表面上では友好的に見えたものの、どうやらもっと業務的なコラボレーションだったようだ。アブラモヴィッチは同誌に対し、「ジェイ・Zは私の研究を助けるというたったひとつの条件のもと、私の作品に脚色をした。でも彼は約束を守らなかったわ」と語っている。
さらに、「彼は完全に私を利用したのよ。フェアじゃないわ」と続ける彼女。ジェイ・Zとの仕事に後悔の言葉を明言しているわけではないが、「とても腹立たしく」思っていることは認めた。
アブラモヴィッチは同パフォーマンスについて、「結局、一方通行の取引に終わったわ。もう2度とやらない。それだけは言える。もう2度とね。ああいう世界には本当に馴染めないわ。こんなの初めてのことだったし、こんなことが起こるなんて思いもしなかった。とても残酷で、信じられないことだわね。もう絶対、こういうことには近寄らないでおくわ」と話している。
同記事を受け、ジェイ・Zの代表からコメント要請に対する解答は今のところない。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像