2015/05/11 18:00
リーアム・ニーソン、コモンらが出演する映画『ラン・オールナイト』の本編映像の中から、緊張感あふれるシーンが一部公開された。
この度、公開された映像は薄暗い謎の施設から電話を片手に出てくるコモン演じるプライスの姿から始まる。「プライスだ」と手短に答える彼に、電話の主は「仕事がある」と告げる。ターゲットの名前を聞いた殺し屋は、「タダでもやるさ」と嬉しそうに答え、映像は終わる。映像で暗殺の依頼をしているのは、ニューヨークを牛耳るマフィアのボス、ショーン。そして暗殺の対象は、彼の30年来の親友であり、かつての仲間だったジミーと、その息子マイクだ。殺人現場を目撃してしまったことで命を狙われたマイクを救うため、ジミーはショーンの息子を殺してしまう。ショーンは嘆き、怒り、2人を殺すことを決意するが、同時に30年来の友情と怒りの間で葛藤するショーンの心情が読み取れる。
冷酷なプライスを演じたコモンは、「(役作りは)難しかった。というのも、参考までに人殺しを仕事にしている人に話しを聞けたりするわけではないからね。しかも、自分が無言であったとしても、その人物がそこに存在する、というような役を作ろうとしたんだ。だから、この役をやるのは色々な意味で難しかったよ」と語った。そして監督のジャウム・コレット=セラは、プライスについて「いったん解き放ったら最後、もうどうにも制御できない怪物なんだ。誰とも、どんな組織とも、仲間になったりはせず、金だけで動く。新しいマフィアの象徴だね。そして、彼はすべてに必ず決着をつける」と、主人公たちを付け狙う暗殺者の恐ろしさを表現した。本作は5月16日全国ロードショー。
◎公開情報『ラン・オールナイト』公開映像
https://youtu.be/S_vB_3qTL_E
2015年5月16日(土)全国ロードショー
ワーナー・ブラザース映画配給
(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
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