2015/04/16
黒沢清監督最新作『岸辺の旅(きしべのたび)』が、第68回カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式招待されることが分かった。
原作は、湯本香樹実が2010年に発表した同名小説。黒沢清監督とは初顔合わせとなる深津絵里と、映画としては12年ぶりの出演となる浅野忠信がダブル主演する。黒沢清監督は、2008年に『トウキョウソナタ』で第61回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」審査員賞を受賞しており、今回も受賞が期待されている。
本作は、愛する人との永遠の別れを描く究極のラブストーリー。夫の優介(浅野忠信)が失踪してから3年。妻の瑞希(深津絵里)は喪失感を経て、ようやく仕事を再開し日々を暮らしている。そんなある日、夫が突然帰宅し瑞希に向かって「俺、死んだよ。」と告げる。そして、夫が過ごした最期の時間をめぐる、夫婦ふたりの旅がはじまる。
◎公開情報『岸辺の旅』
秋、テアトル新宿ほか全国ロードショー
(C)2015「岸辺の旅」製作委員会/COMME DES CINEMAS
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