2015/03/31
フレディ・マーキュリーのファンには気の毒だが、人気コメディアン サシャ・バロン・コーエンがマーキュリーの伝記映画で主演するとの話は噂で終わったようだ。
先週、クィーンのマネージャー、ジム・ビーチがロンドンでの【Artist & Management Awards】(アーティスト&マネジメント賞)におけるスピーチで、人気コメディアン、サシャ・バロン・コーエンが再び参加することを「この7年間、ハリウッドにおいてフレディ・マーキュリーの伝記映画に何が起きているかはご存じかと思います。大きな展開があり、サシャ・バロン・コーエンに脚本、制作、監督をしてもらうように説得しました。主演も承知してくれました」と伝えた。
しかし、クィーンのブライアン・メイは、「フレディ―の映画の進行状況について聞かれて、コーエンが脚本、制作、監督、主演という主要な役割に復帰したと答えた。誰かがそれを本気にしたのではないか」とコメント。コーエンの復帰がビーチの話ほど確かなものではないと28日に自身のブログで述べた。
外見がマーキュリーに酷似しているコーエンは最初プロジェクトに関わっていたが、“創造性の違い”を理由に2013年7月にプロジェクトを抜けた。コーエンが、1991年にエイズでこの世を去ったマーキュリーの象徴と言える1985年のチャリティ・コンサート【ライブ・エイド】の前後の時代の気骨のある彼を描きたいと希望したことが、他の関係者の不満を買ったと噂されている。
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