2015/03/31
『ダラス・バイヤーズクラブ』を手掛けたカナダの気鋭、ジョン=マルク・ヴァレ監督が魂の旅を描いたスピリチュアルで美しい物語、『カフェ・ド・フロール』が3月28日より公開された。
本作の舞台は1960年代のパリと現代のモントリオール。主演のジャクリーンを務めるのは、13歳で歌手デビューを果たし、スクリーンの中でも着実にキャリアを築いてきたヴァネッサ・パラディだ。実生活でも子を持つ彼女は、息子役のマラン・ゲリエに対し、厳しさを見せながらもチャーミングで決断力のある強き母を見事に体現し、監督に「この作品で最高の発見」と言わしめた。また、本作で俳優としてスタートを切ったミュージシャンのケヴィン・パラン演じるDJのアントワーヌ。彼を取り巻く二人の女性との関係が、ヴァネッサと長年連れ添ったジョニー・デップ、そして彼の新たなパートナーのアンバー・ハード三人の関係とリンクしていることも、話題になっている。
時代を超えて紡がれる男女や親子の神秘的な物語は、マシュー・ハーバートの『Cafe de Flore』やピンク・フロイド、シガー・ロスらの曲によって繋がっていく。深く結びつくふたつの魂が時を越え愛する者たちを再びひきつけあうのか…。ラストに待ち受ける“愛が起こした奇跡”にあなたは酔いしれるだろう。
◎公開情報『カフェ・ド・フロール』
2015年3月28日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA他で公開
監督・脚本:ジャン=マルク・ヴァレ
出演:ヴァネッサ・パラディ、ケヴィン・パラン、エヴリーヌ・プロシュ、エレーヌ・フローラン、マラン・ゲリエ
配給:ファインフィルムズ
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