2015/03/02 17:30
バトルスの元メンバーとしても知られるタイヨンダイ・ブラクストンが、約6年ぶりとなるソロ・アルバム『HIVE1』を5月13日にリリースする。
バトルス時代には大ヒット・アルバム『ミラード』を世に送り出し、ソロ・アーティストとしては、オーケストラ作品『セントラル・マーケット』を2009年に発表。バトルス脱退後は、バング・オン・ア・カン・オール・スターズ、クロノス・クァルテット、アラーム・ウィル・サウンド、ブルックリン・ライダーらへ楽曲提供を行っている。
また、ミニマル・ミュージックの旗手として知られる現代音楽の巨匠フィリップ・グラスとの親交も深く、2012年にコラボレーション・パフォーマンスを行っているほか、ベック監修によるフィリップ・グラスのリミックス・プロジェクト『REWORK_Philip Glass Remixed』にも参加。そしてロサンジェルス・フィルハーモニック、ロンドン・シンフォニエッタ、BBC交響楽団、そしてニューヨークのワードレス・ミュージック・オーケストラといった世界の名だたるオーケストラとともに『セントラル・マーケット』のコンサートを行うなど、現代音楽家としての才能やキャリアにも脚光が集まっており、米ワシントン・ポスト紙は「この10年で最も評価されている実験音楽家」と称賛している。
最新ソロ・アルバムとなる『HIVE1』は、2013年にニューヨークのグッゲンハイム美術館にて初披露された『HIVE』という名のパフォーマンス作品のために創作された楽曲がもとになっている。『HIVE』とは、デンマーク人の建築家ウッフェ・サーランド・ファン・タムズによってデザインされた近未来的な楕円形ポッドと、その上に座った5人のミュージシャンによるアンサンブルで構成されたライブ・パフォーマンス用のマルチメディア作品。各々のポッドは作品の音響的ムードを完成させるべく、各ミュージシャンが奏でる音と呼応し、絶えず変化するLEDライトを発するようプログラミングされている。このパフォーマンスは、これまでにオーストラリアのシドニー・オペラハウス、タスマニアで行われた【MONA FOMAフェスティバル】、そしてロンドンのバービカン・センターで開催された<Nonesuch Records>の50周年記念祝典の一環として披露されている。
現在アルバムから「Scout1」が公開されており、5月13日発売の日本盤にはボーナス・トラック「Phono Pastoral」が収録される。なおiTunesでアルバムを予約すると、「Scout1」がいちはやくダウンロードできる。
◎『ハイヴ1』トラックリスト
01. Gracka
02. Boids
03. Outpost
04. Studio Mariacha
05. Amlochley 06. Galaveda
07. K2
08. Scout1
09. Phono Pastoral ※日本盤ボーナス・トラック
◎リリース情報
『ハイヴ1』
タイヨンダイ・ブラクストン
2015/5/13 RELEASE
2,000円(plus tax)
※日本盤ボーナス・トラック追加収録
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
<ライブレポート>BAND-MAID、ファンと共に創り上げた渾身のツアーファイナルを経て世界へ
2
<イベントレポート>藤井フミヤ、公式アンバサダーを務める没入型展覧会【クリムト・アライブ】に登場「もっと日本の人に知ってもらいたい」
3
櫻坂46、谷口愛季が座長を務める【BACKS LIVE!!】閉幕「私たちを推して損はさせません。これからもついてきてください」
4
BE:FIRST、Oguri(s**t kingz)&SOTAが振り付け「街灯」ダンスパフォーマンス映像を公開
5
【Hot Shot Songs】Number_i「LAVALAVA」首位、シャキーラ“洋画歴代2位”『ズートピア2』劇中歌の広がりに注目
インタビュー・タイムマシン
注目の画像